芦原温泉駅

古くから物流の拠点だった三國湊は、江戸中期になると北前船を所有する廻船問屋をはじめ、さまざまな物品を販売する商店が並び、大きく発展しました。現在も格子戸が連なる町家、豪商の面影が残る歴史的建造物など、情緒あるレトロな町並みが残り、三國湊町の歴史と風情を楽しむことができます。

巨大な柱状節理がおよそ１キロメートルにわたって海岸線に広がる「東尋坊」は国の名勝・天然記念物に指定され、地質学的にも世界に数か所しかない大変貴重な場所です。その沖合に浮かぶ「雄島」は、昔から海の神様の島として崇められた神秘的な島で、日本海に浮かぶ小島の自然を満喫できる遊歩道が整備されています。

あわら温泉（芦原温泉）は、永平寺の精進落としの湯や「関西の奥座敷」として発展し、多くの文人墨客、著名人にも愛される温泉地です。温泉街の中心にある湯のまち広場内にあるのが「芦湯（あしゆ）」で、2種類の泉質の異なる源泉を使用し、源泉かけ流しで、5つの足湯を楽しむことができます。

あわら温泉周辺はフルーツ作りの盛んなエリア。フルーツ狩りを実施している施設もあり、イチゴやブドウ、ブルーベリー、柿、いちじくなど、施設や季節によってさまざまなフルーツの収穫体験ができます。