Newsお知らせ

2023.08.08北陸物語facebook ~北陸の鉄道図鑑 福井鉄道~

北陸物語案内人の若井です。 皆さんにぜひ乗って欲しいなと思う、北陸の鉄道を順番に紹介していくこのシリーズ。いよいよ最終回となる第18回は「福井鉄道」です。地元では「ふくてつ」と呼び親しまれていますね。 福武線を走る相互乗り入れのえちぜん鉄道キーボ(福井地方・家庭・簡易裁判所前) 路線は、たけふ新駅と田原町駅を結び、北陸本線とは付かず離れずして並走している福武線のみ。途中、福井城址大名町駅からは福井駅停留場へと延びる支線もあります。田原町駅ではえちぜん鉄道三国芦原線と接続してお……

北陸物語案内人の若井です。 皆さんにぜひ乗って欲しいなと思う、北陸の鉄道を順番に紹介していくこのシリーズ。いよいよ最終回となる第18回は「福井鉄道」です……

2023.08.05北陸物語facebook ~河北潟干拓地にあるひまわり村へ~

北陸物語案内人の若井です。 石川県で人気のひまわり畑・河北潟干拓地のひまわり村(津幡町)に行ってきました。 約2.3ヘクタールの畑に35万本ものひまわりが咲き誇りますが、今年は大雨の影響があって、種のまき直しをした箇所があり、その箇所の見頃は少し遅れて、8月中旬くらいになるそうです。その分、今年は長い期間花が楽しめそうです。 一斉に咲いていないとはいえ、それでも展望台からの眺めは迫力十分。 連日の猛暑とここ最近は雨が少ないこともあって、ひまわりも少しうつ……

北陸物語案内人の若井です。 石川県で人気のひまわり畑・河北潟干拓地のひまわり村(津幡町)に行ってきました。 約2.3ヘクタールの畑に35万……

2023.08.04北陸物語facebook ~とっても珍しいハスの花が見ごろ~

北陸物語案内人の若井です。 1つの茎頭に複数の蕾をつける「妙蓮」というハスをご存知でしょうか? 多頭蓮の1種で、1つの花の花弁(花びら)は1500〜3000枚にも及ぶことがあるそうです。 この妙蓮が見られるのは、滋賀県守山市と石川県金沢市の持明院蓮寺の2カ所だけと言われており、持明院の生育地は石川県指定天然記念物となっています。 花の時期に合わせ、観蓮の会が行われていると聞き、行ってきました。お寺の方が花の特徴などを説明してくださった後、妙蓮の咲く池へ。「写真を……

北陸物語案内人の若井です。 1つの茎頭に複数の蕾をつける「妙蓮」というハスをご存知でしょうか? 多頭蓮の1種で、1つの花の花弁(花びら)は……

2023.08.03北陸物語facebok ~北陸の鉄道図鑑 JR小浜線~

北陸物語案内人の若井です。 皆さんにぜひ乗って欲しいなと思う、北陸の鉄道を順番に紹介していくこのシリーズ。その第17回は「JR小浜線」です。しばらく間が空いてしまい、久しぶりの投稿となります。 来春、北陸新幹線が開業する敦賀駅と、京都府の東舞鶴駅を結ぶローカル線。地図を見ると若狭湾に沿って走っていますが、車窓からは海よりものどかな田園風景の方が多く楽しめます。 写真は、敦賀駅から2つ目、駅前の桜並木が美しい粟野駅です。 美浜駅を出ると三方五湖が見え、小浜駅を出て……

北陸物語案内人の若井です。 皆さんにぜひ乗って欲しいなと思う、北陸の鉄道を順番に紹介していくこのシリーズ。その第17回は「JR小浜線」です。しばらく間が……

2023.08.02北陸物語facebook ~夏の夜を焦がす向田の火祭~

北陸物語案内人の若井です。 7月29日(土)に、石川県七尾市の能登島で行われた「向田(こうだ)の火祭」。 能登島向田町に鎮座する伊夜比咩神社から、近くの広場に神輿や奉燈(キリコ)を担ぎ出し、高さ約30メートルの巨大な円錐型の柱松明の周りを7周練り歩きます。その後、住民らが手松明を振り回しながら周回し、号令とともに柱松明に投げつけ、祭りはクライマックスを迎えます。 巨大な火柱となって夜空を焦がす勢いで燃え上がる柱松明。それを支えているハイヅナが切れると、轟音とと……

北陸物語案内人の若井です。 7月29日(土)に、石川県七尾市の能登島で行われた「向田(こうだ)の火祭」。 能登島向田町に鎮座する伊夜比咩神……

2023.07.31北陸物語facebook ~北陸を代表するハスの花の名所・花はす公園に行ってきました!~

北陸物語案内人の若井です。 北陸各地でハスの花が見ごろを迎えていますね。北陸でハスの花の名所といえば、忘れてはいけないのが、福井県南越前町にある「花はす公園」です。南越前町は花ハスの作付面積が日本一だそうで、広大なこの公園には、なんと130種類もの世界のハスが見られます。 「こんな色の花もあるんだ!」「こんな形の花は初めて見た!」なんて、花の違いを見くらべながら、のんびり散策していると、軽く1時間以上はかかります。 訪れたのは、花の時期に合わせて開催される「は……

北陸物語案内人の若井です。 北陸各地でハスの花が見ごろを迎えていますね。北陸でハスの花の名所といえば、忘れてはいけないのが、福井県南越前町にある……

2023.07.29北陸物語facebook ~白山手取川ジオパークってどんなところ?~

北陸物語案内人の若井です。 今年5月にユネスコ世界ジオパークに認定された白山手取川ジオパーク。 百万貫の岩/1934年(昭和9年)に流出した高さ約16m、周囲約52mで、重量は約4,800tの巨石 改めて、「ジオパークとは何か?」をおさらいしましょう。 ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球を学び、丸ごと楽しむことができる場所を指します。 日本ジオパーク委員会が認定した「日本……

北陸物語案内人の若井です。 今年5月にユネスコ世界ジオパークに認定された白山手取川ジオパーク。 百万貫の岩/1934年(昭和9年)に流出した高さ約……

2023.07.24北陸物語facebook ~今だけの美味「雪室そば」が今年もやってきた!~

北陸物語案内人の若井です。 福井県勝山市では7月14日から数量限定で、市内の7つの店舗にて、雪室(ゆきむろ)で保存されたそばを使った「雪室そば」を食べることができます。この時期、どうしてもそばの風味が落ちてしまう中、低温高湿度の雪室で保存されたそばは、風味豊かで、まるで新そばのような味わいが楽しめるそうです。ついでに雪に包まれて寝かされたそばを想像すると、ちょっとだけ涼しい気分にもなったり。 雪室(氷室)とは、まだ冷蔵庫などなかった時代、雪や氷を室に詰めて、天然の貯蔵庫として使って……

北陸物語案内人の若井です。 福井県勝山市では7月14日から数量限定で、市内の7つの店舗にて、雪室(ゆきむろ)で保存されたそばを使った「雪室そば」を食べる……

2023.07.22北陸物語facebook ~マニアに人気の円筒分水槽に行ってみた(特別編)~

北陸物語案内人の若井です。 富山県魚津市にある「貝田新円筒分水槽」と「東山円筒分水槽」の2つの円筒分水槽を2回に分けて紹介しました。 今回は特別編として、その動画をポストします。 水の流れや水音の違いに注目しつつ、ダイナミックな貝田新円筒分水槽と優美な東山円筒分水槽の違いをお楽しみください。 ちなみに、この2つの円筒分水槽は、先日紹介しました「洞杉」に向かう途中にありますので、一緒に訪ねるのもおすすめです。 ……

北陸物語案内人の若井です。 富山県魚津市にある「貝田新円筒分水槽」と「東山円筒分水槽」の2つの円筒分水槽を2回に分けて紹介しました。 今回は特別編……

2023.07.21北陸物語facebook ~リニューアルオープンした福井県立恐竜博物館に行ってきました!~

北陸物語案内人の若井です。 銀の卵が2つに増えました! 大規模リニューアル工事のため、昨年12月から休館していた福井県立恐竜博物館が、7月14日にオープンしました。さっそく、どんなふうに生まれ変わったのか、見てきましたので、レポートします! 近未来的で個人的に大好きな本館の長いエスカレーターは健在でした! この博物館の外観といえば、銀色に光輝く卵型のドームが特徴的。ところが今回のリニューアルでそのドームが2つに増えていたのに、まずびっくり。正面に向かって右側のドームが今……

北陸物語案内人の若井です。 銀の卵が2つに増えました! 大規模リニューアル工事のため、昨年12月から休館していた福井県立恐竜博物館が、7月14日に……

2023.07.20北陸物語facebook ~とってもお得!「文化の森おでかけパス」~

■とってもお得!利用は8月1日から。 「文化の森おでかけパス」のご案内 「文化の森おでかけパス」は、金沢の文化スポットをお得に巡れるパスポートです。 1,000円で金沢市内のいろいろな文化施設に入場できます。 有効期間は2日間。金沢観光の規模にぴったりです。 入場できる主な施設 ・兼六園 ・金沢城 ・金沢21世紀美術館(コレクション展) ・国立工芸館 ・石川県立美術館 ・石川県立歴史博物館 ・鈴木大拙館 ・金沢能楽美……

■とってもお得!利用は8月1日から。 「文化の森おでかけパス」のご案内 「文化の森おでかけパス」は、金沢の文化スポットをお得に巡れるパスポートです……

2023.07.19北陸物語facebook ~北潟湖を一望するゴージャスな和カフェ~

北陸物語案内人の若井です。 福井県あわら市の吉崎御坊蓮如上人記念館・鳳凰閣が、京都で大人気のカフェに生まれ変わったと聞き、行ってきました。 京都では行列ができるほど評判のeXcafe(イクスカフェ)。この4月にオープンした「eXcafe吉崎鳳凰閣」は、京都以外ではeXcafeの初の出店となるそうです。 総檜、寝殿造の荘厳な建物。この外観だと、おしゃれカフェには気後れするオジサン(私)でも、臆することなくひとりで入店できます。店内に入ると、大きな窓からは北潟湖や鹿島の森……

北陸物語案内人の若井です。 福井県あわら市の吉崎御坊蓮如上人記念館・鳳凰閣が、京都で大人気のカフェに生まれ変わったと聞き、行ってきました。 京都で……

2023.07.06北陸物語facebook ~マニアに人気の円筒分水槽に行ってみた(その2)~

北陸物語案内人の若井です。 「円筒分水槽」めぐりの2回目は、「東山円筒分水槽」を紹介します。 こちらは前回の「貝田新円筒分水槽」とは、片貝川を挟んで対岸に位置します。 日本海や能登半島まで見晴らせるのどかな田園地帯にあり、轟々と水音を響かせていた「貝田新円筒分水槽」と比べると、こちらは軽やかな水音で、気品さえ感じます。誰が言いはじめたのか、一部では「日本一美しい円筒分水槽」と呼ばれているとか。 渦を巻きながら湧き上がる水が、レースのスカートのように周囲に流れ落ち……

北陸物語案内人の若井です。 「円筒分水槽」めぐりの2回目は、「東山円筒分水槽」を紹介します。 こちらは前回の「貝田新円筒分水槽」とは、片貝川を挟ん……

2023.07.04北陸物語facebook ~マニアに人気の円筒分水槽に行ってみた(その1)~

北陸物語案内人の若井です。 突然ですが、「円筒分水槽」ってご存知でしょうか? 稲作に欠かせない用水の水を公平に分ける施設で、大正から昭和にかけて全国各地で作られて、深刻な「水騒動」を解決してきました。円形の水槽の中央から溢れ出した水が、きっちりと公平に分配されている様子には、なぜか見入ってしまう魅力があり、全国各地に今も残っている円筒分水槽を訪ね歩くマニアもいるそうです。 円筒分水槽は北陸では富山県内に5つが健在。富山県は魚津市に2つ、上市町、南砺市、氷見市に1つずつあります……

北陸物語案内人の若井です。 突然ですが、「円筒分水槽」ってご存知でしょうか? 稲作に欠かせない用水の水を公平に分ける施設で、大正から昭和にかけて全……

2023.07.03北陸物語facebook ~能楽が盛んな金沢で「能」を探求してみませんか?~

加賀藩は前田利家が能を好んだことに始まり、五代藩主綱紀が「宝生流」を取り入れ、能が町民に広く浸透することを奨励してきました。「加賀宝生」と呼ばれる能は、今も人々に身近な芸能として親しまれています。 金沢観光においでましたら、「能」を探求してみませんか。 金沢市役所近く「金沢能楽美術館」は、加賀宝生を紹介する施設です。 歴史の説明から、能面・和楽器・雅やかな舞台衣装など、舞台鑑賞だけでは気がつきにくい能のあれこれを詳細に知ることができます。 展示だけでは物足りない方は、是……

加賀藩は前田利家が能を好んだことに始まり、五代藩主綱紀が「宝生流」を取り入れ、能が町民に広く浸透することを奨励してきました。「加賀宝生」と呼ばれる能は、今も人……

2023.06.28北陸物語facebook ~話題のトロッコに乗ってきました!~

北陸物語案内人の若井です。 全国有数の銅の産出量を誇ったのが石川県小松市の尾小屋鉱山。1971年に閉山しましたが、旧坑道の一部は、採掘の様子などを再現する尾小屋マインロードとなっています。 かつて、坑道内には採掘された鉱石を運搬するトロッコが走っていました。小松市や尾小屋鉄道の車両の保存活動を行う団体が協力しあい、坑道内に100mほどのレールを敷き、そのトロッコが復活すると聞き、行ってきました。 バッテリーカーが引っ張るトロッコが100mちょっとの距離を往復し……

北陸物語案内人の若井です。 全国有数の銅の産出量を誇ったのが石川県小松市の尾小屋鉱山。1971年に閉山しましたが、旧坑道の一部は、採掘の様子などを再現す……

2023.06.27北陸物語facebook ~250年以上続く工芸技術のアクセサリー~

井波彫刻は、富山県南砺市井波地区で継承されてきた伝統工芸です。 井波地区に建立する「瑞泉寺」。 1390年に開創された歴史ある寺院です。 何度か焼失を経て今に至りますが、再建の際に京都から彫刻師が呼び集められ貢献してきました。京都の彫刻の技術は地元の職人たちが引き継ぎ、今も井波地区にはたくさんの彫刻師が活躍しています。 寺院と関係深い井波彫刻ですが、身近に楽しみながら取り入れられる体験プランをご紹介します。 <井波彫刻のアクセサリーづくり 体験プラン> ・予……

井波彫刻は、富山県南砺市井波地区で継承されてきた伝統工芸です。 井波地区に建立する「瑞泉寺」。 1390年に開創された歴史ある寺院です。 何……

2023.06.26北陸物語facebook ~あわら市と坂井市で季節の花めぐり~

北陸物語案内人の若井です。 福井県あわら市の北潟湖畔花菖蒲園では、この時期、約300種20万本の花菖蒲が咲き誇っています。花菖蒲を取り囲むように紫陽花も咲いていて、梅雨の晴れ間の訪れた日は、青空と青い湖に色とりどりの花が映えていました。奥にある虹色のドアは、フォトスポットとして人気がありそう。 隣の坂井市には、坂井丘陵フルーツラインの途中にラベンダー畑が、また15万輪のゆりが咲き誇る「ゆりの里公園」もあり、季節の花をめぐるドライブが楽しめます。 ……

北陸物語案内人の若井です。 福井県あわら市の北潟湖畔花菖蒲園では、この時期、約300種20万本の花菖蒲が咲き誇っています。花菖蒲を取り囲……

2023.06.24北陸物語facebook ~金沢市卯辰山の花菖蒲園~

金沢市卯辰山の花菖蒲園です。 今、紫陽花が見頃を迎えていて、手毬のようにたわわに咲き誇っています。 (花菖蒲は見頃のピークを少し過ぎました。) 卯辰山は金沢城近くの小高い山で、城下町の歴史を刻んできました。 加賀藩ゆかりの寺院が多くあり、安政の泣き一揆(米一揆)が起こった場所でもあります。泉鏡花は、この山の寺院群を舞台に、数々の文学作品を完成させました。 中心部近くにありながら自然が豊かです。 ドライブで卯辰山探訪もおすすめです。 展望台が数か所あり、……

金沢市卯辰山の花菖蒲園です。 今、紫陽花が見頃を迎えていて、手毬のようにたわわに咲き誇っています。 (花菖蒲は見頃のピークを少し過ぎました。) ……

2023.06.23北陸物語facebook ~パワースポットで知られる「加佐の岬」~

北陸物語案内人の若井です。 石川県加賀市の加佐の岬といえば、パワースポットや日本海に沈む美しい夕日が見られる場所として人気。また希少なノハナショウブ(花菖蒲の原種)の群生地があり、6月中旬から下旬には日本海を背景に咲く美しい花が見られます。 先日、そんなノハナショウブの花を期待して訪れてみましたが、今年はすでに見ごろを過ぎていたようです。それでも数輪の花を見ることができました。 加佐の岬は、灯台が立つ高台の先へも歩道が続き、断崖に打ちつける波を間近で眺……

北陸物語案内人の若井です。 石川県加賀市の加佐の岬といえば、パワースポットや日本海に沈む美しい夕日が見られる場所として人気。また希少なノハナショ……

2023.06.22北陸物語facebook ~福井県大野市「武家屋敷旧田村家」/カラフルな風車棚が目を惹く~

福井の小京都ともいわれる大野市。 ‟天空の城”で名高い越前大野城は、大野市のシンボルです。 城下町として栄えた大野市には、その風情を感じさせる武家屋敷が残っています。 そのうちのひとつ「武家屋敷旧田村家」は、大野藩の家老田村又左衛門家の屋敷跡。 武家の暮らしぶりを観ることはもちろん、訪れた方々に涼を感じてもらおうと、たくさんの風車が色とりどりに飾られています。 風車の数は約2,000個にもなりますが、その鮮やかな色合いは、武家屋敷の落ち着いた雰囲気に意外にも調和し……

福井の小京都ともいわれる大野市。 ‟天空の城”で名高い越前大野城は、大野市のシンボルです。 城下町として栄えた大野市には、その風情を感じさせる武家……

2023.06.20北陸物語facebook ~富山県の知る人ぞ知る神秘的な穴場スポット~

北陸物語案内人の若井です。 富山県魚津市片貝川南又谷という山間部には、樹齢500〜1000年以上の天然スギ(タテヤマスギ、アシウススギ)が群生しています。幹に空洞ができることから地元では「洞杉」(どうすぎ)と呼んでいます。 標高500~700mくらいで、冬の積雪は3mを超える豪雪地帯。雪の重みで普通ならば杉は育たない環境ですが、巨大な岩石の上などで芽吹いたものだけが、数多の困難を乗り越えて生き残り、このように大きく育ったそうです。 過酷な環境で何百年と耐え忍んだことは……

北陸物語案内人の若井です。 富山県魚津市片貝川南又谷という山間部には、樹齢500〜1000年以上の天然スギ(タテヤマスギ、アシウススギ)が群生しています……

2023.06.19北陸物語facebook ~長町武家屋敷跡界隈・新しく生活雑貨のお店が増えました~

初夏の長町武家屋敷跡界隈です。 新しいお店が増えて、少しずつバージョンアップされています。 一昨年、金沢発の珪藻土の生活雑貨ブランド店(直営店)が小路沿いに増えました。 日差しが少し厳しくなってきましたが、大野庄用水の水音が爽やかに感じます。 旅の途中に迷ったときは、長町武家屋敷休憩館をご利用ください。 長町武家屋敷跡界隈 https://www.hot-ishikawa.jp/spot/5962 ……

初夏の長町武家屋敷跡界隈です。 新しいお店が増えて、少しずつバージョンアップされています。 一昨年、金沢発の珪藻土の生活雑貨ブランド店(直営店)が……

2023.06.17北陸物語facebook ~山里でササユリの花が見ごろ~

北陸物語案内人の若井です。 日本特産で日本を代表するユリがササユリ。 6月上旬から中旬、北陸の里山などを散策していると、出逢うことがあるササユリの花。大きな花はとても存在感があり、清楚で気品もあって、出逢えるとハッピーな気分にさせてくれます。 葉っぱが笹の葉に似ていることからこの名前があり、場所によってはヤマユリとも呼ぶそうです。 かつては身近なところでごく普通に見られましたが、その数は激減していて、石川県では準絶滅危惧種になっています。数が減った要因と……

北陸物語案内人の若井です。 日本特産で日本を代表するユリがササユリ。 6月上旬から中旬、北陸の里山などを散策していると、出逢うことがあるサ……

2023.06.15北陸物語facebook ~富山生まれのウイスキーはいかがですか?~

富山県砺波市の「若鶴酒造」は、日本酒のほかウイスキーも製造しています。 ウイスキー蒸留所の名は「三郎丸蒸留所」。 (「三郎丸」は地名でもあり、小矢部市には「五郎丸」という地名もあります。) 北陸でウイスキーを製造しているは三郎丸蒸留所だけ。 この地方ならではの工夫のもと、とても美味しいウイスキーが作られています。 蒸留器(ポットスチル)は高岡銅器製です。 地元高岡の工芸技術が採用され、銅と錫の配合の具合でウイスキーがまろやかになるのだそう。 熟成の鍵を……

富山県砺波市の「若鶴酒造」は、日本酒のほかウイスキーも製造しています。 ウイスキー蒸留所の名は「三郎丸蒸留所」。 (「三郎丸」は地名でもあり、小矢……

2023.06.12北陸物語facebook ~富山県砺波市・初夏の夜を彩る夜高祭り~

北陸物語案内人の若井です。 富山県砺波市で6月9日~10日(6月第2金・土)に開催された、となみ夜高まつりに行ってきました。 2019年以来、コロナ禍で中止や縮小を余儀なくされ、4年ぶりの通常開催となった今年は、大いに盛り上がっていました。 なかでも最大のみどころとなるのが、2日目の夜に行われた「突き合わせ」。 極彩色に彩られて、夜空に浮かび上がる幽玄な行燈を、正面からぶつけ合って、押し合い、壊し合うというもので、各町内のメンツと意地を通すための手加減なしの真剣……

北陸物語案内人の若井です。 富山県砺波市で6月9日~10日(6月第2金・土)に開催された、となみ夜高まつりに行ってきました。 2019年以……

2023.06.08北陸物語facebook ~新緑に包まれた兼六園~

北陸物語案内人の若井です。 四季折々の美しい姿に魅せられる兼六園ですが、個人的には新緑が輝く5〜6月頃が一番かなと思っています。サツキやツツジ、カキツバタ、フジなども花開き、一年でもっとも色彩があふれているのが今と言えます(白と黒のモノトーンの冬も大好きですが)。 写真は6月5日に撮影したもの。ツツジはそろそろ終わりですが、それでもしっかり咲いていました。平日なのに観光客もたくさんいらしており、ようやく賑わいが戻ってきたことがほんと嬉しいですね。 なお、兼六園……

北陸物語案内人の若井です。 四季折々の美しい姿に魅せられる兼六園ですが、個人的には新緑が輝く5〜6月頃が一番かなと思っています。サツキやツツジ、カキツバ……

2023.06.07北陸物語facebook ~福井県年縞博物館・世界的に貴重な7万年分の年縞~

福井県若狭地方の三方五湖。 景勝地として人気で、「三方湖」「水月湖」「菅湖」「久々子湖」「日向湖」の5つの湖をまとめてそう言います。 そのうちのひとつ水月湖(すいげつこ)には7万年分の泥が堆積されてきました。 地形的な好条件のもと、花粉やプランクトンなどの死骸が積み重なり、 1年の間に明るい色と暗い色の層が対となって作られてきたのです。 層からはその年の自然環境を分析することができ、考古学や地質学の視点から世界的に注目されています。 福井県年縞博物館……

福井県若狭地方の三方五湖。 景勝地として人気で、「三方湖」「水月湖」「菅湖」「久々子湖」「日向湖」の5つの湖をまとめてそう言います。 その……

2023.06.05北陸物語facebook ~第72回 金沢百万石まつり~

北陸物語案内人の若井です。 金沢の6月といえば「金沢百万石まつり」です。今年で72回目になります。 このまつりの最大の呼びものといえば「百万石行列」。先導隊の一つには「北陸新幹線敦賀延伸PR隊」が登場して、来春の延伸をPRしました。続いて、音楽パレードやオープンカーに乗った「ミス百万石」、獅子舞行列、加賀とび行列など、目の前を通過するさまざまな行列に目を奪われます。 さて、百万石行列といえば話題になるのが、前田利家とお松の方を演じる俳優さん。今年は前田……

北陸物語案内人の若井です。 金沢の6月といえば「金沢百万石まつり」です。今年で72回目になります。 このまつりの最大の呼びものといえば「百……

2023.06.02北陸物語facebook ~JR金沢駅・伝統工芸品の待合室「百工の間」~

JR金沢駅内、新幹線の待合室では、 石川県の伝統工芸を一挙に見ることができます。 改札を入って、中2階待合室「百工(ひゃっこう)の間」は、30品目236点の作品をガラスの壁面の中に展示しています。 丸い小さな窓の中をひとつひとつ覗いていると、 手間ひまかけたさまざまな作品が埋め込まれています。どれも手が込んでいて、見ていて飽きません。 旅の途中、思わぬ待ち時間ができてしまった時は、この待合室で工芸品鑑賞にふけってみてはいかがでしょう。気になる工芸品がありましたら、……

JR金沢駅内、新幹線の待合室では、 石川県の伝統工芸を一挙に見ることができます。 改札を入って、中2階待合室「百工(ひゃっこう)の間」は、30品目……

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