小矢部市獅子舞大共演会に行ってきました!/富山県小矢部市

歴史 富山県 呉西

北陸物語案内人の若井です。

富山県小矢部市には獅子舞が伝承されている地区が80以上もあり、全国屈指の密度だそうです。

もともと富山県自体が、全国でも屈指の獅子舞の宝庫で、町ごとに“うちの獅子”を持つ文化が根づき、圧倒的な数と多様性があります。

小矢部の獅子舞の特徴は、なんといっても「百足獅子(むかでじし)」。大きく重い獅子頭に、ムカデのような形をした長い胴幕がうねる姿は迫力満点です。

そんな小矢部の獅子舞の魅力をぎゅっと凝縮したイベントが「小矢部市獅子舞大共演会」。毎年5月、石動天神獅子舞祭にあわせて開催され、市内の各町の自慢の獅子舞が集合します。

今年は5月23日(土)に開催されましたので、見物してきました。

実は初めての見物でしたが、普段は各地区でしか見られない演舞が一カ所で見比べられ、獅子舞をショーアップしたこのイベントはユニークでとっても面白い! 今年で31回目なので、長い歴史があるんですね。知らなかったのが恥ずかしい。。。

勇壮でユーモラス、そしてどこか人情味あふれる舞いに、会場はぐっと引き込まれていました。

また、町を歩けばそこかしこで獅子舞を見ることも。お囃子の音を頼りにさまよえば、曲がり角の先や住宅街の中、ふいに現れる獅子の姿に心が奪われました。スタンプウォークラリーもあって、のんびりと町歩きを楽しんできました。

北陸にはほかにも見応えのある獅子舞がたくさんあります。金沢周辺の「加賀獅子」は、棒や薙刀を使って獅子を討つ勇壮な“殺し獅子”。能登では素朴で地域色豊かな舞が今も数多く残り、どこか懐かしい風景に出会えます。それぞれ違いを楽しみながら巡るのも、北陸旅の醍醐味ですね。

(写真・文/フォトライター 若井憲)

2026.05.26
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