北陸新幹線開業で変わる福井 ~ブルーインパルスが空を舞う~
北陸物語案内人の若井です。
3月16日、北陸新幹線が開業した福井駅へ。
この日オープンした「くるふ福井駅」をはじめ、駅周辺の商業施設は軒並み入場規制がかかり、駅前の恐竜広場もぎっしりの人、人、人。新しくできた動くティラノサウルスは、人気アイドル並みにカメラが向けられていました。その横を福井鉄道の「レトラム」が通り抜けた時、熱気は最高潮に。
通りがかりの人が、「福井駅にこんなにたくさん人がいるのを見たことがない!」と言っていましたが、まさしくその通り。
この日の最大のイベントは、北陸新幹線開業を記念したブルーインパルスの展示飛行。おすすめビューポイントの足羽川の河川敷に向かうとこれまた、すごい人でした。待ち構えていた私の場所は、アクロバット飛行の全体を見るにはあまり良くありませんでしたが、足羽川の桜並木の枝に、ブルーインパルスが桜の花を咲かせるという、福井を象徴するミラクルな光景を見ることができ、大満足!
駅前も展示飛行を見にきた人も、観光客よりも圧倒的に地元の人が多い感じで、みなさん、新しい福井の幕開けを現場で楽しみたいと思って出かけてきたのではないでしょうか。
新幹線開業にかける福井市民の期待の大きさを実感できた、そんな1日でした。