北陸物語facebook ~日本さくら名所100選【その2】兼六園~
北陸物語案内人の若井です。
日本さくらの会が選定した日本さくら名所100選のうち、北陸から選ばれた5カ所を紹介する連載。今回は石川県金沢市の兼六園です。
兼六園は、庭の国宝ともいわれる「国の特別名勝」で、「日本三名園」の一つ、さらにミシュラングリーンガイド・ジャポンで3つ星の評価を得るなど、日本を代表する庭園。
園内にはソメイヨシノが約190本、ヒガンザクラ約70本、サトザクラ約50本、ヤマザクラ約40本、その他の桜が約50本と、合計で約400本の桜が植えられています。本数としてはそれほど多いわけではありませんが、世界に誇れる美しい庭園とのコラボレーションが見事。中でも桂坂口から入ってすぐの桜ヶ岡は、桜の木の本数が多く、圧巻です。また曲水沿いの桜は、水面にも花が映って息をのむほど。桜の開花に合わせて行われるライトアップも見逃せません。
兼六園の観桜の特徴としては、珍しい桜の木が多いことも挙げられます。花びらが300枚以上ある兼六園菊桜をはじめ、兼六園熊谷、旭桜など。種類によって見頃も違い、長い間、花見が楽しめるのも嬉しいです。