北陸物語facebook ~金沢・主計町茶屋街そばにある隠れたツツジの名所~
北陸物語案内人の若井です。
北陸各地では、そろそろツツジの花が見ごろを迎えます。
1県1カ所ずつ代表するスポットをあげるとしたら、水道つつじ公園(富山県高岡市/約1万5000本)、大乗寺丘陵公園(石川県金沢市/約1万3000本)、西山公園(福井県鯖江市/約5万本)ではないでしょうか。なかでも西山公園は日本海側で随一と評されています。
さて、今回紹介する彦三緑地(ひこそりょくち)は、規模はグッと小さくなりますが、知る人ぞ知るツツジの名所です。
六代加賀藩主・前田吉徳(よしのり)からツツジの木を拝領し、それで庭を作ったといわれる藩士の遠田自省(とおだよりみ)の屋敷があった場所にあり、3171平方メートルの日本庭園風の公園には、72品種約1400本のツツジと、13品種約80本のボタンがあり、例年5月上旬にはツツジもボタンも見ごろを迎えます。
色も形もさまざまなツツジが彩る園内は、ツツジだけで百花繚乱の様相。園内には土蔵の「ツツジ資料館」もあり、パネルでさまざまなツツジの品種紹介をしており、ツツジの勉強もできます。
それにしても、加増の代わりにツツジの木を拝領したという遠田自省という人物にも興味が湧きます。
彦三緑地は、主計町茶屋街(写真)からすぐの場所にあり(中の橋から歩いて2分くらい)、今年は無理でも、GWに主計町やひがし茶屋街を訪れ機会がありましたら、ぜひここにも足を延ばしてみてください。詳細は下記の金沢旅物語 彦三緑地をご覧ください。
金沢旅物語HP 彦三緑地 https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_50026.html