北陸物語facebook ~水仙の咲き乱れる景観に元気をもらおう!~
北陸物語案内人の若井です。
12月に入ってこれから冬本番だというのに、早くも春を待ち望んでしまう今日この頃(笑)。
雪景色はきれいだけど、寒いし、日本海側特有のどんよりとした雲に覆われる毎日にも気が滅入るという人が多いかも。
そんな真冬に元気を与えてくれる景色があります。季節風が吹き付ける越前海岸の斜面一面に咲き乱れる水仙。寒いんですけど、この風景を見ると春めいた気分になるのは私だけかな? ありがたい存在です!
さて、この越前海岸の水仙畑が、先日の国の文化審議会で重要文化的景観に選定するよう文部科学相に答申されました(石川県の加賀海岸も選定を答申)。
そもそも重要文化的景観とは、都道府県または市町村が保存措置を講じている文化的景観のうち、特に重要なものとして国が選定するもの。すごく大雑把に言えば景観の重要文化財とでも言いましょうか。
北陸では今までに、「金沢の文化的景観 城下町の伝統と文化」と、「大沢・上大沢の間垣集落景観」の2カ所が選定されています。福井県では初の選定となり、また花の栽培に関する選定は全国でも初となるそうです。
今年はより一層、この景観から元気をもらえそうですね。そしてこの景観の重要性をあらためて見つめ直してみたいものです。ちなみに花の見頃は例年12月〜1月。年によって結構違い、気がつくと見頃は過ぎてしまっていることも多いので、ご覧になりたい方は要チェックです!
えちぜん観光ナビ 越前水仙の開花状況ガイド