姿は変わってしまったけど、相変わらずの存在感の見附島
北陸物語案内人の若井です。
先日、珠洲市の見附島に行ってきました。
実は震災後に行くのは初めて。
たくさんの写真や動画で見てはいましたが、その姿の変わりようには言葉を失いました。
手前にあった砂浜もほとんどなくなり、見附島へと続く石の道もほとんどが水没しています。
別名で「軍艦島」とも言われた屹立した姿は一変し、丸みを帯びたシルエットに。
それでも、海面からニョキっと顔をだし、その存在感は変わらず、どこか何かのキャラクターに出てきそうな、ちょっとお茶目な感じは親近感さえ覚えそうです。
観光客と思しき人も次から次へと来ていました。
能登半島地震の凄まじいパワーを物語る見附島。
以前の風景を知っている人にとっては、少なからずショックに感じると思いますが、能登に行ってそれを感じることも大事なのかなと思います。
「観光に行っても大丈夫?」と心配される方も多いかと思いますが、見附島をはじめ、今行けるところはかなり広がってきました。また、すべての人ではもちろんありませんが、観光客から話しかけられたり、商品を買ってもらったりすることで、「励みになります」と言われる方もたくさんいます。
トイレが使えない、休業中のお店も多いなど、まだ完全ではないところも多いですが、この夏、ぜひ無理のない範囲で、能登へお出かけいただければと思っています。
【7月20日現在で、再開している能登の主な観光スポット】
時短や一部のみの再開など、限定営業を行っているところもあります。お出かけ前に各施設の公式HPで最新情報をご確認ください。
◎和倉温泉総湯(七尾市)
◎能登島ガラス工房(七尾市)
◎のとじま水族館(七尾市。20日〜)
◎能登金剛遊覧船(志賀町)
◎平家庭園(志賀町)
◎能登ワイン(穴水町)
◎總持寺祖院(輪島市)
◎輪島塗会館(輪島市)
◎出張輪島朝市 輪島ワイプラザ(輪島市)
◎白米千枚田(輪島市)
◎イカの駅 つくモール(能登町)
◎五色ヶ浜海水浴場(能登町)
◎恋路海岸(能登町)
◎見附島(珠洲市)
◎禄剛崎灯台(珠洲市)