北陸物語facebook ~奥能登国際芸術祭2023に行ってきた!~

北陸物語案内人の若井です。

奥能登の珠洲市全域で開催中の「奥能登国際芸術祭2023」に行ってきました。
訪れたのは木曜日で、ちゃんと調べずに行ったら、なんと木曜日は定休日・・・。
有料鑑賞の作品はお休みで見ることができませんでした・・・。
出かける時は皆さんもお気をつけて!

それでも、屋外の無料で鑑賞できる作品は見ることができ、大谷エリアを中心に巡って、十分楽しむことができました。

1枚目は、ファイグ・アフメッド(アゼルバイジャン)『自身への扉』。
今回の芸術祭で特に話題になっている作品のひとつ。海岸に立つ、神聖な「門」をイメージした鳥居には、無数の反射板が付けられ、風になびいてキラキラと光り輝きます。定休日で訪れている人は少ないはずなのに、駐車場は満車で、その人気ぶりがわかります。

2枚目は、アナ・ラウラ・アラエズ (スペイン[バスク地方] )『太古の響き』。
作品は世界農業遺産の「能登の里山里海」を一望できる場所にあり、左奥には塩田の塩を煮詰める釜の煙が見えます。

3枚目は、坂 茂(日本)『潮騒レストラン』。
ここも定休日かなと思って、ダメ元で行ってみたらここはやっていました! ヒノキの木を圧縮し、鉄骨のような形状にした眺めのいいレストラン&ショップです。

4枚目は、「スズ・シアター・ミュージアム『光の方舟』」の展示。
潮騒レストランに隣接し、ここも営業していました。聞けばレストランともども芸術祭の期間中は無休だそうです(別館を除く)。1,500点以上という珠洲の生活用具が集められ、民俗・人類学的な視点だけでなく、気鋭のアーティストたちの手によって新しい息吹を吹き込まれ、見たことのないアート空間が広がっています。

5枚目は、「スズ・シアター・ミュージアム『光の方舟』」のインスタレーション。
博物館と劇場が一体化した、このミュージアムならではのショータイム。ここに集められた生活用具をリアルタイムで知っている世代はもちろん、そうでない若い世代にも、心に響くストーリーです。

奥能登国際芸術祭2023は11月12日まで開催中。くどいようですが、木曜日は定休日なのでご注意を。作品鑑賞パスポートは3300円(一般)。個別鑑賞券もあり330円(一般。スズ・シアター・ミュージアムは800円)。日帰り、もしくは1泊で少し回ってみたいという場合は、個別鑑賞券の方がおすすめ。

奥能登国際芸術祭2023の詳細は下記の公式サイトをご覧ください。
https://www.oku-noto.jp/ja/index.html

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