大河ドラマ「光る君へ」越前編が始まります
北陸物語案内人の若井です。
平安時代中期に活躍した歌人・紫式部を主人公にした大河ドラマ「光る君へ」。
ご覧になっていますか?
その紫式部が生涯で唯一、都を離れて暮らしたのが越前でした。
越前国の国司に任命された父・藤原為時に随行し、約2年間、現在の越前市で暮らし、その時の体験が後の創作活動や人生に大きな影響を与えたといわれています。
ドラマでも、藤原為時が国司に任命され、「越前」という言葉が頻繁に出てくるようになり、「いよいよ越前編が始まるなー」ってワクワクしています。
さて、越前市には、紫式部が暮らしていたことを記念して整備された紫式部公園があり、その隣には紫式部と、この地に脈々と続く伝統的工芸品の展示や販売も行う「紫ゆかりの館」も2021年にオープンしています。
なかでも、簾越しに後ろ姿を見せる、越前和紙で作られた紫式部和紙人形は、往時のしとやかなムードを味わうことができ、必見です。
このほか12月30日までの期間限定で、「光る君へ 越前 大河ドラマ館」もしきぶきぶんミュージアム内(武生中央公園)に開館しています。
この機会に紫式部ゆかりの越前市を訪ねてみてはいかがでしょうか?
紫ゆかりの館
☞ https://www.murasakiyukari.com
光る君へ 越前 大河ドラマ館
☞ https://www.city.echizen.lg.jp/office/030/010/about.html
(写真は紫式部公園と紫ゆかりの館<2点>/いずれも福井県観光連盟提供)