今年もありがとうございました!
北陸物語案内人の若井です。
新型コロナが5類感染症に移行して初めての年末。
北陸各地の観光地もたくさんの旅行者の皆さんで賑わっています。
今年の締めくくりの投稿は、今年全ての車両が新型に置き換わりました高山本線の特急「ひだ」です。
この車両はHC85系と言い、エンジンで発電した電気で走るハイブリット方式の電車。ハイブリット方式では国内最高速度を誇り、環境への負荷も軽減しているという、まさしく次世代の鉄道車両なのです。
富山県内の田園地帯を走る列車の窓からは、天気が良ければ立山連峰が一望でき、さらに今の時期なら、田んぼで羽を休める白鳥の姿も見られるかもしれません。
ちなみに、白鳥が一斉に頭を上げているのは警戒のサインです。白鳥たちは列車がやってくるたびに頭を上げ、「何ごと?」って警戒心を強めていました。
お時間に余裕があれば、帰路は富山駅からこの特急「ひだ」で名古屋駅に向かう(あるいはその逆)ルートもおすすめ。途中には飛騨高山や飛騨古川といった趣のある観光地もあり、あわせて訪ねるのもいいですね。
さて、今年もご覧いただき、ありがとうございました。
2024年はいよいよ北陸新幹線が敦賀駅まで延伸して、北陸がいっそう盛り上がるのではないかと大いに期待しています。
引き続き、北陸の熱い情報をお伝えしていきますので、よろしくお願いします。
では、良いお年をお迎えください。
(写真は2023年12月28日に撮影しました)