珠洲市 飯田町燈籠山祭りを見物してきました
北陸物語案内人の若井です。
能登半島は、これから夏祭りの最盛期を迎えます。

毎年7月20日・21日に開かれる飯田燈籠山祭り(いいだとろやままつり)は、珠洲市を代表する夏祭りの一つ。20日に見に行って来ました。

このお祭りは約400年の歴史を誇る春日神社の例大祭で、各町から絢爛豪華な曳山が繰り出します。中でもひときわ目を引くのが、高さ約16メートルの巨大な燈籠山(とろやま)です。

20日の夜、提灯に明かりがともり、きらびやかに浮かび上がった曳山が集まります。花火が打ち上がった後、いよいよ燈籠山が登場。見物客のどよめきの中、5階建てのビルほどもある巨大な曳山が動き出すと、住民たちの「やっさーやっさー」の掛け声が響き渡り、祭りの熱気は最高潮に達しました。

能登半島地震と能登豪雨で大きな被害を受けた珠洲市。言葉に尽くせない苦難を重ねてきた皆さんも、今日だけはそれを忘れて、心の底から祭りを楽しんでいる姿が印象的でした。
「祭りがあるから、能登は強いんや」
そんな言葉を聞いたことがありますが、その意味をまさに実感しました。

能登では震災直後、多くの祭りが中止や規模縮小を余儀なくされました。それでも昨年、今年と復活する祭りが増えています。祭りの再開が能登の元気を取り戻していく――そんな流れを肌で感じました。
ぜひ多くの皆さんに能登へ足を運んでいただき、能登の元気を体感していただければと思います。
(写真・文/フォトライター 若井憲)
2026.07.23


