黒部峡谷の9月末まで限定の「猫又駅」へGO!

自然 体験 富山県 呉東

北陸物語案内人の若井です。

富山を代表する大自然の絶景といえば、黒部峡谷のトロッコ電車を忘れてはいけませんね。爽快な風を感じながら、スリリングな橋やエメラルドグリーンの清流を駆け抜けるあの高揚感は、何度体験しても胸が躍ります。

ご存じの方も多いかと思いますが、黒部峡谷鉄道は能登半島地震の影響を受け、現在は宇奈月駅から猫又駅間での折り返し運転を続けています。しかし、ついに待ちに待った嬉しいニュースが飛び込んできました。なんと、今年の10月1日に欅平駅までの「全線開通」が発表されたんです!

これに伴い、本来なら2024年6月に一般開放されるはずだった新観光ルート「黒部宇奈月キャニオンルート」が、いよいよ10月2日から始動します。関西電力の工事用ルートをめぐるこの異次元のバックステージツアーは、1泊2日の限定プランで13万円台から。7月23日から全国の旅行会社で一斉に発売され、今年は11月末までに約2700人しか体験できない超プレミアムな旅として、今まさに大注目を集めています。

新ルートももちろん気になりますが、「今しかできない、とっておきの旅」ということでご案内したいのが、現在折り返し地点となっている「猫又駅」です。この駅で途中下車できるのは9月30日まで。10月1日以降は再び一般客が降りられない駅に戻ってしまいます。

この猫又駅、実は日本の鉄道駅で唯一、駅名に「猫」がつくという、全国の猫好きや鉄道ファンにはたまらない超レアな秘境駅。普段は関係者しか利用できない特別な場所なのですが、今は期間限定の特設展望台や、かわいいフォトスポットが設置され、限定グッズなどの販売も。さらにトロッコ電車で分解して運ばれてくるという巨大な工事用の重機も間近に見ることができます。

黒部川の清流を間近に眺めながら、今だけの特別な「猫の駅」の空気を肌で感じる……、これって、ものすごく贅沢な体験だと思いませんか?

「そのうち行こう」と思っていたら、あっという間に9月末が来てしまいます。爽やかな夏の風を浴びながら、あるいは初秋の気配を感じながら、今しか降り立てない猫又駅へ、出かけてみませんか。

(写真提供/黒部峡谷鉄道)

2026.07.07
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