富山の初夏の夜を彩る夜高祭〜庄川観光祭〜
北陸物語案内人の若井です。

前回の「津沢夜高あんどん祭」(小矢部市)に続き、「庄川観光祭〔庄川夜高行燈〕」(砺波市)を紹介します。



こちらは毎年6月の第一土曜日と日曜日に行われるもので、1日目は花火大会が、2日目はヨサコイ演舞も行われ、楽しみがつきません。最大の見どころは、9基の大行燈の合わせ。津沢同様、1日目も2日目も「合わせ」が行われ、1日目の夜高行燈のコンクールが終わると、さっそくぶつかり合いが始まります。こちらは1組ずつ順番に行われるのではなく、あちこちで一斉に始まるので、目の前でぶつかる瞬間を見られる機会が増えます。「ガッシャン」という、お腹に響く衝突音と、「ヨイヤサー、ヨイヤサー」という掛け声に、見物しているだけでも血が騒いできます。津沢同様、子どもたちがたくさん参加しているのも印象的。たとえ大きくなって故郷を離れることがあったとしても、このお祭りのことはきっと忘れないだろうな……、そんなことも考えたり。

「引き合い」と呼ぶ行燈の壊し合いが見ものの「福野夜高祭」、2日間とも迫力ある「合わせ」が見られる「津沢夜高あんどん祭」と「庄川観光祭」、ぶつけ合うスピードが速い「となみ夜高まつり」と、それぞれに違いがあり、見比べてみるのも楽しみです。
毎年言っているような気もしますが、夜高祭はほんと素晴らしい祭りです。
百聞は一見にしかず、ぜひ今週末の「となみ夜高まつり」で、その魅力を堪能してください!
となみ夜高まつり

(写真・文/フォトライター 若井憲)
2026.06.10


