暑い日に食べたくなる富山名物といえば・・・
北陸物語案内人の若井です。
黒部市生地(いくじ)は伏流水が町のあちこちから湧き出る「名水の里」として知られます。
湧水がそこかしこにあるので、町歩きで汗をかいても、すぐに名水で水分補給できるのが嬉しいですね!
そんな町歩きの後の楽しみが生地にはあります。
それが生地名物の「水だんご」です。

上新粉に片栗粉を混ぜて蒸し、これを棒状にしてひと口大に切ったものを、流水で洗って、甘塩っぱいきな粉をかけたシンプルなもの。
湧水でほどよく冷やせば、夏にうれしいおやつ。かつては「水ダゴ屋」と呼ばれる水だんご茶屋が並び、にぎわっていたとか。
生地で水だんごを作っていた老舗菓子店が閉店してしまい、「夏の楽しみが・・・」と心配しましたが、魚津市の藤吉というお店が製法を引き継ぎ、その味を守ってくれています。
水だんご専門店「藤吉」
https://mizudango.uozu-tokichi.jp
2025.06.27