【北陸のさくら特集1】雪山とさくらの共演が見事なお花見名所3選
北陸物語案内人の若井です。
北陸って、全国的には「桜の名所」としての認知度が低いみたいで、この時期、WEBや雑誌などで、全国の桜の名所を特集していますが、残念なことに北陸はあんまり登場しません。個人的には北陸ほどすばらしいお花見ができるところは少ないと思っているので、実にもったいないと思います。
ということで、北陸の桜の素晴らしさを改めて広く知っていただきたいと思って、お花見風景を、テーマを変えて5回に分けて紹介していきます。
その1回目は「雪山とさくらの共演」をテーマにします。海と山の距離が近い北陸では、雪山をバックにさくらの花が咲き誇る、そんな名所が多くあります。その中から、各県1つずつ、3つを選んでみました。
・あさひ舟川「春の四重奏」(富山県朝日町)

舟川の両岸に植えられた約280本のソメイヨシノと、チューリップ、菜の花、そして残雪の北アルプスという、春の風物が4つ揃った風景が楽しめることで人気です。その珍しさからここは全国的にも知られるようになりました。

・木場潟公園(石川県小松市)

木場潟周りにある1周6.4kmの周遊園路には、約1700本の桜並木が続きます。桜の花に時期には、木場潟の水面と桜、白山が織りなす絶景に出合えます。

・勝山弁天桜(福井県勝山市)

一目千本とも呼ばれる奥越の桜名所。九頭竜川の右岸には約1.5km、450本のソメイヨシノの並木が続きます。川に掛けられたたくさんの鯉のぼりや、残雪の山々との共演はとても絵になります。

※例年、福井市や金沢市、富山市といった街なかの桜(ソメイヨシノ)の開花は4月上旬で、だいたい東京や大阪などから数日〜1週間遅れという感じです(年によってかなり違いますが)。
2025.03.11