10月から北陸デスティネーションキャンペーンが始まります
北陸物語案内人の若井です。
10月から12月まで、北陸三県(石川県、富山県、福井県)を舞台に、「北陸デスティネーションキャンペーン」が開催されます。デスティネーションキャンペーン(以下DC)とは、JRグループ6社と自治体、観光事業者などが共同で実施する大型観光キャンペーンのことで、北陸新幹線敦賀駅延伸にあわせて、2015年以来の北陸での開催となります。
期間中はオープニングイベントをはじめ、北陸グルメイベント、今だけの特別公開や特別企画など、さまざまなイベントが開催されます。
ところで、この北陸DCは北陸の5つの美がテーマになっています。
「美観」「美食」「美技」「美湯」「美心」という、北陸が全国、いや、世界に誇れるもの。
この機会に、あらためて、この5つを1つずつひもといていきたいと思います。
今回は「美観」。
世界に自慢したい北陸の美しい景観は山ほどありますが、秋から冬に見られる定番どころから独断と偏見で3つ選ぶとしたらこれかな。
・雨晴海岸から眺める立山連峰(富山県)
富山県の美観といったら立山連峰は外せませんね。
いろいろなところから美しい山並みを望むことができますが、
個人的に一番感動したのがここからの眺め。
・ライトアップされた兼六園(石川県)
能登の海岸美や加賀白山と白鳥、白山白川郷ホワイトロードの眺めもありますが、
人と自然が作り上げた兼六園の、なかでも幻想的で、金沢蒔絵のように美しい、ライトアップの様子を推そうと思います。
・三方五湖レインボーライン山頂公園からの眺め(福井県)
ダイナミックな東尋坊とどちらにするか悩みましたが、
360度のパノラマが楽しめ、撮影スポットもいろいろあるこちらに。
本当は紅葉の刈込池を推したいですが、道路の通行止めが続いていますので今回は見送ります。
※写真提供/福井県観光連盟
皆さんが思う「美観」もぜひ、教えてください。
ちなみに北陸DCの一環で、北陸デザインラッピング新幹線も走るそうです。北陸の食や福井県立恐竜博物館、千里浜なぎさドライブウェイ、富山湾鮨など、8種類の絵柄をまとって東京〜敦賀間を走るそうです。こちらも興味津々ですね。