木彫りの町・井波でねこを探せ!

北陸物語案内人の若井です。

富山県南砺市井波といえば、彫刻が盛んな場所として有名。
1つのところにこれだけたくさんの彫刻師がいるのは、実は全国でもここだけだそうです。

井波が彫刻の町として発展した原点が、見事な彫刻が随所に施されている瑞泉寺です。
江戸時代、焼失したこのお寺の復興のため、派遣された京都の彫刻師が、地元の宮大工に彫刻を手解きしたことがきっかけだそうです。

お寺へと続く、石畳の八日町通り界隈には、たくさんの彫刻の工房が軒を連ね、そぞろ歩きが楽しいところ。
そんなこの界隈に新たな名物を作ろうと、彫刻師が腕を振るった木彫りのねこを、家々のそこかしこにひそませています。すぐ見つけられるものから、「えっ、こんなところに!」と驚かされるものまで、その数は全部で31匹。
これらを探しながら門前町を散策するのが人気になっているそうです。

ちなみに、写真にもよく見ればねこが写っていますが、わかります?

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