~治水事業に注目してみる~ 富山県常願寺川・本宮砂防えん堤

富山県常願寺川・本宮砂防えん堤。

3,000m級の山々からの豊富な水によって、美味しい飲み水、農業用水、水力発電の開発等、富山県の豊かな生活は「水」と関わることで育まれてきました。

富山県内の一級河川 ”常願寺川”。

1800年代の地震で上流域に土砂がたまり、くり返し土砂災害を引き起こしてきた暴れ川です。ヨーロッパの砂防技術を倣い、土砂を堰き止めるプロジェクトが明治期から始まりました。工事の途中も土石流に見舞われながら、昭和初期に一連の砂防ダムを完成させました。

写真は常願寺川中流域の ”本宮砂防えん堤(ほんぐうさぼうえんてい)” です。

国指定の有形文化財に登録されています。

日本一の貯砂量を誇り、今も災害から人々を守ってます。

緑豊かな自然とともに治水事業の見学をいかがでしょうか。

「心のかけ橋」と名づけられた吊り橋からの景色が気持ちいいです。

・常願寺川本宮砂防えん堤

 参考 とやま観光ナビHP 

 https://www.info-toyama.com/attractions/39

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