崎陽軒の北陸シウマイ入り「北陸新幹線弁当」発売中!
北陸物語案内人の若井です。
私ごとで恐縮ですが、「好きな駅弁を一つだけ挙げろ」と言われたら、迷いつつも挙げるのが、横浜・崎陽軒の「シウマイ弁当」。この駅弁のおいしさは、もうみなさんよくご存知かと思いますが、その崎陽軒と福井・石川・富山を代表する駅弁5社がコラボして、北陸新幹線の敦賀延伸に合わせて、スペシャルな駅弁を販売中です。
それが「崎陽軒 北陸シウマイ入り 北陸新幹線弁当」。福井県のふくいサーモン、石川県のいしる、富山県の白えびを、崎陽軒ならではの帆立出汁で包み込んだ「北陸シウマイ」と、各地域の郷土料理を盛り込み、全部で5つのバーションがあります。
その1つ、金沢の大友楼バージョンを金沢駅で買ってみました。
フタを取ると、ふわーっと「シウマイ弁当」の香りが漂い、テンションがあがります。シウマイはしっかり崎陽軒らしさを残しつつも上品な味わいにびっくり。治部煮やカニ身がのった五目御飯、デザートのこんにゃく餅に至るまで、金沢の老舗料亭が作る駅弁は、手が込んでいてさすが。味はもちろん、盛り付けにも気を配っているのに感心します。
ちなみに、福井の番匠本店バージョンは、「たくわんの煮たの」や「麩の辛し和え」が入っているそうなので、こちらもすごく気になります。
価格はいずれも1500円(税込)。パッケージには5つの弁当を並べると北陸三県内の路線図が完成する仕掛けも。各社の直営店舗でそれぞれの駅弁を販売するほか、敦賀、福井、芦原温泉、金沢では全部、もしくはその一部を扱っています(売り切れの場合あり)。なお、大友楼によると販売期間は今のところ2〜3カ月程度を予定しているとか。気になる方はお早めにゲットした方が良さそうですね。