北陸物語Facebook ~称名滝の紅葉が見頃です!~
北陸物語案内人の若井です。
立山にある名滝は、今が紅葉の見頃と聞き、10月26日に行ってきました。
4段になっている滝の落差は350メートルもあり、その落差は日本一!
バス停や駐車場のある称名平から滝を間近に見ることができる称名橋までは歩いて30分ほど。緩やかな登り坂で舗装されていますので、歩きやすく、周囲の美しい紅葉を眺めながら歩けばあっという間に到着します。この日は落差約500メートルのハンノキ滝も見えていました。この滝は常時見られるわけでなく、「幻の日本一の滝」と呼ばれています。
称名橋からは真正面に称名滝を眺めることができますが、落差日本一だけに飛沫と瀑風がすごくて、のんびりと写真を撮っていると、カメラも身体もびしょびしょになりますのでご注意を。橋を渡り、急な石段を登れば滝見台園地があり、少し高いところから、ここではゆったりと滝を間近に眺めることができます。
北陸各地に紅葉の名所がありますが、立体的に迫ってくる紅葉には、他所では見られない、日本一の滝に負けない迫力があります。ちなみに、30分歩くのがきつい方は、駐車場のある称名平園地からも遠いですが称名滝の姿を眺めることができます(写真4枚目)。
訪れた日は曇りがちでしたが、それでも見事な紅葉が楽しめました。
今年は、標高の高いところでの紅葉は遅れがちでしたが、ここにきて紅葉前線のスピードが一気に速くなったようで、ほぼ例年通りの感じになってきました。色づきに関してはあくまでも個人的な印象ですが、かなりいいのではないかと思っています。
紅葉シーズンが終わってしばらくすると、滝へ向かう道は冬季閉鎖となり、再開するのは例年4月下旬となります。