北陸物語facebook ~リニューアルオープンした福井県立恐竜博物館に行ってきました!~

北陸物語案内人の若井です。

銀の卵が2つに増えました!

大規模リニューアル工事のため、昨年12月から休館していた福井県立恐竜博物館が、7月14日にオープンしました。さっそく、どんなふうに生まれ変わったのか、見てきましたので、レポートします!

近未来的で個人的に大好きな本館の長いエスカレーターは健在でした!

この博物館の外観といえば、銀色に光輝く卵型のドームが特徴的。ところが今回のリニューアルでそのドームが2つに増えていたのに、まずびっくり。正面に向かって右側のドームが今回増築された新館です。内部には1〜3階吹き抜けで、福井県で発見された5種の恐竜と1種の鳥類のモニュメント「恐竜の塔」が展示されています。ここは新たなフォトスポットとして確実に人気となりそうですね。館内はストロボやライト、三脚を使わなければ、原則撮影OKというのもうれしいです。

さらに、一部をガラス張りにした収蔵庫や、高さ9メートル、幅16メートルで迫力満点の「3面ダイノシアター」、専門の道具を使って恐竜の歯のレプリカを取り出したりできる「化学研究体験室」などもあって、恐竜のさまざまな魅力にふれることができます。

迫力満点の「3面ダイノシアター」

また、本館の常設展示も大幅に変更されています。1階中央の動くティラノサウルスが大人気ですが、周囲を取りまく骨格も50体に増え、日本初公開となる草食恐竜のブラキロフォサウルスの実物ミイラ化石など、展示内容もパワーアップしています。

本館1階「恐竜の世界ゾーン」。中央の動くティラノサウルスも人気の撮影スポット

「地球の科学ゾーン」には岩石や鉱物が並び、恐竜にくらべると少し地味な感じもしますが、地質や地球の活動への関心を持つ人が多いようで、大賑わいでした。なかでも宝石などを展示する「地球からの贈り物」コーナーは、宝石のように目を輝かせて見入る人がたくさん。

それにしても、さすが世界三大恐竜博物館の一つ。エンターテインメントと学びを見事に融合させ、感動と感心しきりでした。

「恐竜博物館は行ったことあるよ!」という方も多いと思いますが、展示内容がガラリと変わり、パワーアップしています。行ったことがない方はもちろん、行ったことがある方もぜひ。

入館は事前予約制です。詳細は、下記の博物館の公式サイトをご覧ください。https://www.dinosaur.pref.fukui.jp

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