北陸物語facebook ~マニアに人気の円筒分水槽に行ってみた(その2)~

北陸物語案内人の若井です。

「円筒分水槽」めぐりの2回目は、「東山円筒分水槽」を紹介します。

こちらは前回の「貝田新円筒分水槽」とは、片貝川を挟んで対岸に位置します。

日本海や能登半島まで見晴らせるのどかな田園地帯にあり、轟々と水音を響かせていた「貝田新円筒分水槽」と比べると、こちらは軽やかな水音で、気品さえ感じます。誰が言いはじめたのか、一部では「日本一美しい円筒分水槽」と呼ばれているとか。

渦を巻きながら湧き上がる水が、レースのスカートのように周囲に流れ落ちていく姿は、文句なく美しいですね。

国の登録有形文化財で、周辺にはポケットパークも整備されています。訪れた日は平日でしたが、この円筒分水槽を見にやってくる人が跡を絶ちません。

「円筒分水は一部のマニアに人気」と紹介しましたが、この円筒分水槽は魚津を代表する観光スポットとして、広く親しまれていることが分かります。

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