北陸物語facebook ~北陸の春を代表する風景となった「春の四重奏」~

北陸物語案内人の若井です。

少しでもお花見気分を味わっていただければという連載、今回は富山県朝日町の「あさひ舟川『春の四重奏』」を紹介します。

北陸の春の風景として、すっかり有名となった感がありますね。舟川の両岸に植えられた約280本のソメイヨシノと、チューリップ、菜の花、そして残雪の北アルプスという、春の風物が4つ揃った風景が楽しめ、一度は見てみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

今年は国内だけでなく、外国人の旅行者も目立ち、春の四重奏は、今やその名前は世界に轟いているようです。

ただ、4つ全部を一つのフレームに収めて写真を撮るのは意外と難しく、実は4〜5回は行っている私も今回初めて、その写真を撮ることができました。桜とチューリップ、桜と菜の花、そして晴れていれば北アルプスの朝日岳の3つまでは比較的簡単にいけますが、チューリップと菜の花を一つのフレームに収めるのが意外と難しいんです・・・。

その辺、チューリップ農家さんが気を遣ってくださったのか、今年は一番手前に菜の花を一列植えてくださっていて、無事、春の四重奏を撮影することができました。

チューリップも菜の花も観光用ではなく、農家さんが栽培されているもの。そして、見事な花を咲かせている桜も、地元ボランティアの皆さんが、この時のために一年中世話をしていることも忘れてはいけませんね。

(写真は2023年4月3日に筆者が撮影しました)

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