北陸物語facebook ~能楽が盛んな金沢で「能」を探求してみませんか?~
加賀藩は前田利家が能を好んだことに始まり、五代藩主綱紀が「宝生流」を取り入れ、能が町民に広く浸透することを奨励してきました。「加賀宝生」と呼ばれる能は、今も人々に身近な芸能として親しまれています。
金沢市役所近く「金沢能楽美術館」は、加賀宝生を紹介する施設です。
歴史の説明から、能面・和楽器・雅やかな舞台衣装など、舞台鑑賞だけでは気がつきにくい能のあれこれを詳細に知ることができます。
展示だけでは物足りない方は、是非、石川県立能楽堂で公演をご鑑賞ください。
兼六園敷地内の金沢神社側に隣接していて、定期公演は当日券で入場することができます。
金沢では「空から謡が降ってくる」と言われます。
庭師さんの口ずさむ謡が頭の上から聞こえてくることの言い回しで、能楽が庶民の生活に溶け込んでいたことが窺えます。
・金沢能楽美術館
https://www.kanazawa-noh-museum.gr.jp/study/
月・年末年始休館
※金沢市文化施設共通観覧券や、21世紀美術館とのセット券がお得です。
・石川県立能楽堂
金沢市石引4丁目18番3号
■公演一覧 https://noh-theater.jp/schedule/