北陸物語facebook ~輪島朝市へ行こう!~
北陸物語案内人の若井です。
輪島の朝市は、勝浦(千葉県)、高山(岐阜県)とともに、日本三大朝市の一つに数えられます。1000年以上の歴史があり、人々が産物などを持ち寄って、物々交換を行った市が起源といわれます。山の物と海の物とが出合い、物と一緒に、野菜や米作り、漁法などに関する、さまざまな情報も交換されてきました。
その伝統は今も引き継がれ、新鮮な魚介や海藻、その加工品、朝どれの野菜や花など、海山の産物を中心に、多い時で約140軒の露店が並び、観光客だけでなく、地元客も多く、そこかしこに集まって話に花を咲かせています。
朝市の基本は、対面販売方式。見たことのない野菜や魚の料理の仕方を尋ねたり、世界農業遺産の能登の里山里海の豊かさを教えてもらったりできるのが対面販売の良さ。お店によっては値引き交渉に応じてくれるのもうれしいですね。
輪島朝市が開かれる市の中心部は先日の地震の影響は全くありませんので、ぜひ、お出かけください!
(写真提供/石川県観光連盟)