北陸物語facebook ~若狭地方屈指の桜名所「神子(みこ)の山桜」を観てきました~

北陸物語案内人の若井です。

全国各地で桜が見頃を迎えていますね。
今年はまだ花見に行っていないという方に、少しでもお花見気分を味わっていただければと思い、撮りたての北陸各地の桜名所の写真をアップしていきます。
もちろん、花見に行った方も、これから行こうと思っている方も、ぜひお楽しみください。

今回紹介するのは、福井県若狭町にある常神半島の「神子(みこ)の山桜」です。

この桜は、江戸時代に開墾された油桐畑の境に植えられたヤマザクラが、長い年月を経て斜面一帯に増えたものだとか。現在は県指定名勝に指定され、神子の東西約1km、南北200mの区域に広がり、その本数は約300本。数の多さに地元の人は「千本桜」とも呼びます。

若狭湾の穏やかな海に突き出す岬の斜面に、ヤマザクラの薄いピンクと芽吹いたばかりの周囲の木々の萌黄色、針葉樹の濃い緑とが重なって、パッチワークのようです。海の青と相まって、唯一無二の絶景が広がっています。

三方五湖の一つ、水月湖の湖畔には桜並木(4枚目の写真)があり、また、無料化された三方五湖レインボーラインからは、神子の山桜ほどではありませんが、水玉模様になった山々を俯瞰して見ることもできますので、あわせて訪ねてみたいところです。

(写真は2023年3月29日に筆者が撮影しました)

MENU