北陸物語facebook ~日本さくら名所100選【その1】高岡古城公園~

北陸物語案内人の若井です。

3月も半ばとなると、気になってくるのが、桜の開花。日本気象協会の予報によると、今年は大幅に早くなるみたいですね。

日本さくらの会が選定した日本さくら名所100選というのがあり、今年はそんな名所でお花見してみてはいかがでしょうか。北陸からも5カ所が選ばれていますので、1カ所ずつ紹介していきます。桜の見頃に北陸にいらしたら、ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

まずは、富山県高岡市にある高岡古城公園から。

園内にはソメイヨシノを中心にエドヒガン、ヤマザクラなど、18種約1,800本の桜が咲き誇ります。なかでも注目したいのは「コシノヒガンザクラ(越の彼岸桜)」です。

1609(慶長14)年の高岡城築城の翌年に、現在の砺波市の宗右衛門が高岡城の馬場に献納したものと伝えられており、最近の研究で、一般的なコシノヒガンザクラとは別の品種であることが分かり、2008年に「タカオカコシノヒガン」と命名され、話題になりました。

公園の3分の1を水濠が占め、満開の桜が水面に映り込むと、その美しさは2倍に。

緑豊かで、園内には広大な芝生広場や動物園もあり、老若男女が三々五々、花見を楽しんでいます。

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