北陸物語facebook ~白山を望む港町・大野~
北陸物語案内人の若井です。
かつて、北前船の寄港地として栄えた金沢市大野。
また、日本を代表する醤油の産地としても古くから知られ、400年ほどの歴史があります。少し甘めな「うまくち」醤油が特徴。金沢の飲食店で醤油を使って、マイルドな甘みを感じたら、大野産の醤油の可能性が大です。
そんな大野には金沢の中心部とは違って、ゆっくりとした時間が流れています。海に面した町を歩けば、潮の香りと一緒に醤油の香りも感じられ、歴史を感じる醤油蔵や町家が多く、初めて訪れても、どことなくなつかしさを感じさせてくれます。
近年、隣の金石(かないわ)とともに、もう一つの金沢と言いたくなるこの界隈が注目されるようになって、古い建物を活かしたカフェ、ギャラリーなども増え、市民や旅行者にも人気のエリアとなってきました。
地元住民おすすめの絶景スポットが「大野からくり記念館」近くの「おおの大橋」。写真のように橋の上から、晴れた日は白山連峰が見渡せます。大野は金沢駅からバスで約20分、電動アシストのシェアサイクル「まちのり」でも30分くらい。
金沢は何度か来ているという方に、特におすすめしたいエリアです。