北陸物語facebook ~11月に入ると兼六園では雪吊りが始まります~

北陸物語案内人の若井です。

11月に入ると、兼六園の雪吊り作業が始まります。

雪吊りは約1カ月半をかけ、園内800カ所に施されるそうです。

シンボルの唐崎松は、中央の柱(芯柱と呼ぶそうです)が、高いものだと14メートルもあるそうです。これを庭師さんはよじ登って、芯柱の先端から藁縄を放射状に投げていきます。

テキパキと縄を投げていく庭師さんの姿はかっこいい!

ちなみに、取り外しは3月15日頃から始まり、こちらはわずか1週間で完了するそうで、使用済みの藁縄は、外された後は細かく裁断されて、堆肥として再利用されているそうです。SDGsに貢献できる取り組みです。

兼六園の紅葉は、例年ですとモミジが11月中旬から下旬が見頃。雪吊りされた木々を見ると、冬の到来を実感しますね。

(写真は2020年に撮影しました)

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