北陸物語Facebook ~北陸の鉄道図鑑 JR氷見線~

北陸物語案内人の若井です。

皆さんにぜひ乗って欲しいなと思う、北陸の鉄道を順番に紹介していくこのシリーズ。その第16回は「JR氷見線」です。

高岡駅であいの風とやま鉄道、JR城端線と接続するローカル線で、富山湾に沿って氷見駅までを結んでいます。
氷見線の魅力はなんと言っても車窓の美しさ。越中国分駅から雨晴駅の間は、海岸ギリギリを走行し、男岩や女岩、源義経と弁慶の伝説が残る義経岩といった名所や、天気が良ければ、富山湾越しに立山連峰を望みながら、列車は進みます。

また、伏木駅周辺はかつて越中国府が置かれ、北前船の寄港地としても大いに栄えた場所。国府の跡に建つ巨大な伽藍の勝興寺や、北前船による繁栄を今に伝える資料館、レトロなムードが漂う商店街などもあって、途中下車しての散策するのがおすすめ。

なお、毎週日曜日には新高岡駅〜氷見駅間を観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称:べるもんた)も運行されています。

以前紹介した、城端線と同様、国鉄時代の生き残りと言われるタラコ色の気動車が走り、その姿を撮影しにたくさんの鉄道ファンがやって来ています。

【JR氷見線】路線距離:16.5km 軌間:1067mm 駅数:8 電化:非電化

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