北陸物語facebook ~シリーズ「2022年北陸のお花見!」 最終回~

北陸物語案内人の若井です。

今年こそ、お花見に行きたい!と思っている皆さんへ、北陸物語案内人のストックから印象深くて個性豊かな北陸の桜を、9回に分けて紹介しています。
最終回は、富山県(その3)ということで、「高岡古城公園」(高岡市)、「砺波嵐山」(砺波市)、「五箇山菅沼合掌造り集落」(南砺市)を紹介します。

富山県高岡市高岡古城公園は「さくら名所100選」にも選ばれた北陸を代表する桜の名所です。園内には18種約1,800本の桜があり、中にはこの地方特有の品種の「コシノヒガンザクラ(越の彼岸桜)」があります。高岡城築城の翌年に、高岡城の馬場に砺波の山から移植されたといわれて、最近の研究では一般的なコシノヒガンザクラとは別の品種であることが分かり、「タカオカコシノヒガン」と命名されました。
国内にある野生種の桜の半分以上が存在する北陸は、実は「未知の桜」の宝庫でもあり、新しい品種の桜がしばしば発見され、大きなニュースになっています。

砺波市庄川町の庄川右岸にある三条山は、京都嵐山の景色に似ていることから「砺波嵐山」と呼ばれているそうです。この山には数多くのエドヒガンが自生しており、春には山の斜面に点々と咲く様子が見られます。対岸から見ると桜色の水玉模様のようでもあり、派手さはありませんが、一度見たら忘れられない愛らしい風景です。
野生のエドヒガンがこのようにたくさん咲いている光景は、とても珍しく、わざわざ見に来る価値ありです。このすぐ近くの庄川水記念公園では、桜まつり期間中、ライトアップも行われています。

南砺市の五箇山には世界遺産に登録された2つの合掌造り集落があります。どちらの桜の名所としてはあまり話題に上がりませんが、大きな茅葺き屋根を背景に咲く、桜の花はともても印象深く、日本の里山の春を象徴するようなシーンに出あえます。かつて名古屋と金沢を桜で繋ごうと桜の苗木を植え続けた、「さくら道」で知られる国鉄バスの車掌さんが植えた桜の木も、集落内で元気に育っているそうです。
菅沼合掌造り集落のため池(?)の前には花付きのよい桜の木が1本あり、これがとても絵になるので人気。以前、この桜を撮影していたら、突然の強風で桜の猛吹雪となったことが。その時撮った写真を貼っておきますね。

このシリーズはこれで終了! いかがでしたでしょうか? 少しでもお花見気分に浸っていただき、また行きたい場所を見つけていただけたら何よりです。

北陸ではこれからがお花見シーズン本番。引き続き、今まで紹介できなかった(良い写真がなかった・・・)名所を中心に、自信作が撮れたら順次公開していくつもりです。ご期待ください。