北陸物語facebook ~シリーズ「2022年北陸のお花見!」 第7回~

北陸物語案内人の若井です。

今年こそ、お花見に行きたい!と思っている皆さんへ、北陸物語案内人のストックから印象深くて個性豊かな北陸の桜を、9回に分けて紹介しています。
第7回は、福井県(その3)ということで、ちょっと趣向を変え、夜桜が印象的な「霞ヶ城」(坂井市)、「竹田の里」(坂井市)、そしてソメイヨシノの名所ではおそらく北陸で最も遅く見ごろを迎える「九頭竜湖」(大野市)を紹介します。

小高い丘に建つ丸岡城は別名・霞ヶ城と呼ばれます。日本に12しか残っていない「現存天守」と呼ばれる、江戸時代以前に建てられた天守(国指定重要文化財)があります。天守の規模は大きくありませんが、威風堂々とした佇まいは、訪れた人を魅了します。
この丘一帯は、霞ヶ城公園と呼ばれ、約400本のソメイヨシノが植えられています。夜はライトアップされて、天守を包むかのように咲き乱れる姿は圧巻。例年、ふもとには露店が並び、花見客で賑わいます。日本さくら名所100選にも選定され、例年の見頃は4月上旬〜中旬です。

坂井市の山間部にある竹田の里。あたり一帯には700本ものしだれ桜があり、なかでも「たけくらべ広場」は、100本ほどのしだれ桜が咲き競い、まるで桃源郷のよう。普段は静かな山里ですが、桜の時期は多くの花見客で賑わいます。
見ごろに合わせて「竹田の里しだれ桜まつり」が開催され、期間中のライトアップはおすすめです。暗闇に浮かび上がる桜の花の帯は、妖艶なムードが漂い、思わず息をのむ美しさ。例年の見頃は4月中旬〜下旬です。

大野市の山間部にある九頭竜湖。紅葉の名所として有名ですが、その湖畔にはたくさんのソメイヨシノやヤマザクラ、ヤエザクラなどが植栽され、湖を背景に咲く花は楚々として美しく、桜の名所としても知られます。その1番の特徴はなんといっても、見ごろの時期。平地ではとっくに花が散って、「今年の桜シーズンも終わったな」なんて思っている頃に開花の便りが届き、例年の見頃は4月下旬〜5月上旬という遅さ。

「花見気分をもう少し味わいたい!」と思っている人には、この上ないスポットでもあります。この時期、夜はかなり冷え込みますので温かい格好で、またライトアップ実施の有無などは最新情報をお確かめのうえ、お出かけください。