北陸物語facebook ~三方五湖周辺は一足早く春のムード~

北陸物語案内人の若井です。

福井県若狭町の三方五湖の湖畔には、この時期、たくさんの梅の花が咲いています。
その数はなんと、およそ7万本!

これらは観賞用ではなく、梅の栽培用なんです。収穫された梅は、梅酒や梅干し、梅シロップなどに加工されています。
昔ながらの天日干しで添加物も入れていない梅干しは、塩っぱ酸っぱくてたまりません。
若狭町産の福井梅は、全国的にも有名になりました。

梅の栽培が本格化したのは明治15年頃からで、栽培が始まった西田地区は当時、交通の便が良くなく、梅は小舟で対岸へ運んでいたそうです。
そんな往時の面影を残す茅葺き屋根の舟小屋が三方湖畔に今も残っています。

梅の花の見頃は例年2月下旬から3月中旬です。

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