北陸物語facebok ~北陸の鉄道図鑑 IRいしかわ鉄道~

北陸物語案内人の若井です。

皆さんにぜひ乗って欲しいと思う、北陸の鉄道を順番に紹介していくシリーズの第13回は「IRいしかわ鉄道」です。
以前紹介しましたあいの風とやま鉄道と同様、2015年3月の北陸新幹線金沢駅開業に合わせて、北陸本線の金沢駅〜倶利伽羅駅間の第三セクター鉄道としてできました。

金沢駅から津幡駅の間は七尾や和倉温泉に行くJRの列車も通り、「能登かがり火」や「サンダーバード」、「花嫁のれん」といった特急列車が走って華やか。
一方、津幡駅から先は、1時間に1〜3本の普通列車と貨物列車が通り抜けるのみ。特急列車がひっきりなしに走り抜けていた、かつての賑やかさはありませんが、のんびりしたローカル線のムードが味わえます。
倶利伽羅駅から県境の山間部には、かつて源氏と平家が戦った倶利伽羅源平古戦場があり、春は見事な八重桜を楽しむこともできます。

実は、IRいしかわ鉄道区間内だけを走る列車というのはほとんどなく、あいの風とやま鉄道と相互乗り入れで、金沢駅〜富山駅や泊駅をつないでいます。ここで、ちょっとマニアックな話をすると、金沢駅発着の1日1往復だけ、さらにえちごトキめき鉄道まで乗り入れて、糸魚川駅まで行く普通列車があります。東京などでは3つの会社線ををまたいで走る列車というのは珍しくありませんが、地方ではかなりレアな存在みたいで、「乗り鉄」の皆さんに注目されているそうです。

地元の足として活躍しているこの線。金沢と能登はもちろん、富山や高岡、小矢部を一緒に訪れる際に、観光客にとっても頼れる足となります。

【IRいしかわ鉄道線】路線距離:17.8km 駅数:6(貨物駅1を含む) 軌間:1067mm 電化:全線(交流20,000V)