北陸物語facebook ~今日は何の日、〇〇の日【11月15日編】~

北陸物語案内人の若井です。

今日、11月15日といえば、「七五三」ですね。

また、「かまぼこの日」でもあるのをご存知でしょうか?

かまぼこの最古の記録が平安時代の1115年で、年号を11と15で分けて、日本かまぼこ協会が11月15日をかまぼこの日と制定しました。昔は七五三のお祝い料理に紅白のかまぼこを用意する習慣があったそうです。

お正月のお節料理にも登場するかまぼこは、晴れの日の料理に相応しいもの。しかし、富山のかまぼこは、さらに上をいっており、その華やかさに目をみはります。

「細工かまぼこ」と呼ばれるものは、松や富士山、鯛などをかたどり、結婚式の引き出物によく登場します。かつてに比べると、引き出物のニーズは減少してきましたが、昨今では、富山らしさを出したいと考える若いカップルが増え、そんなおめでたい細工かまぼこも再注目されているそうです。

富山のかまぼこを語る上で欠かせないもう一つのかまぼこが、「巻きかまぼこ」といわれる、渦巻き状のかまぼこ。板は使わず巻いて作られるこのかまぼこは、普段から食べられているなじみの深いものです。

「赤巻き」のほか、昆布を使って巻いた「昆布巻き」が巻きかまぼこのツー・トップ。なかでも、昆布巻きは昆布の旨みがプラスされてさらにおいしくなります。

ちなみに、11月15日は「昆布を食べて元気に育ってほしい」という願いを込めて、日本昆布協会が「昆布の日」に制定しています。

つまり、昆布巻きのかまぼこを食べれば、2つの記念日をお祝いできることに。これは食べるっきゃないですね!

(写真提供:とやま観光推進機構)

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