北陸物語facebook ~北陸の鉄道図鑑 北陸新幹線~
北陸物語案内人の若井です。
なかなか旅行に行けないこの機会に、ぜひ北陸の予習を!
北陸旅行で多くの人が利用される北陸の鉄道の情報を連載で紹介していこうと思います。
記念すべき第1回は北陸新幹線です!
2015年(平成27年)に長野駅〜金沢駅が開業。1997年(平成9年)に開業した高崎駅〜長野駅を含め、高崎駅〜金沢駅が現在の北陸新幹線です。上越妙高駅を境に管理はJR東日本とJR西日本に分かれます。同一名称の新幹線を2社で管轄・運行されるのは全国でも北陸新幹線だけ。JR東日本の車両がE7系で、JR西日本の車両がW7系となりますが、外観からは区別がつきません。
最上位のグランクラスから、グリーン車、普通車の3つのシートタイプがあり、普通車の全席にコンセントがついたのはこの形式が初。また、長野駅〜金沢駅間はトンネルが多く。開通当初はトンネルに入るたびに携帯の電波が途切れるのが不評でしたが、現在は解消されました。そして、フリーWi-Fiを提供している車両も増えましたね。
東京駅〜金沢駅を最速2時間27分でつなぐ「かがやき」、長野駅〜金沢駅間は原則各駅に停車する「はくたか」、富山駅〜金沢駅で運行される「つるぎ」の3タイプのほか、東京駅〜長野駅間を運行する「あさま」があります。
北陸新幹線は2024年(令和6年)春には敦賀駅まで延伸され、途中、小松駅、加賀温泉駅、芦原温泉駅、福井駅、越前たけふ駅ができます。完成すれば、富山や金沢から福井、敦賀もすぐとなって、鉄道を利用した北陸旅行がますます便利になりますね。
【北陸新幹線】路線距離:345.5km 駅数:13 軌間:1435mm 運営:JR東日本・JR西日本
2021.09.06