北陸物語facebook ~ベニズワイガニが告げる秋の到来~
北陸物語案内人の若井です。
富山県では9月1日にベニズワイガニ漁が解禁されます。新湊漁港の競り場に真っ赤なカニが並ぶ様子がニュースで流れると、北陸の人は秋の到来を実感します。
魚介の水揚げで季節を感じられるのが、北陸暮らしの醍醐味の一つと言えます。
さて、ベニズワイガニって、ズワイガニ(本ズワイガニとも)と比べると、イマイチと思っている方も多いみたいですね。
かつては本ズワイガニの代用品として扱われた時代も長く、そのために適当に扱われていたこともあったのかもしれません。
しかし、鮮度のいいベニズワイガニを食べてみると、そんな印象は一瞬にして消え去るハズ。
富山県ではベニズワイガニの復権に立ち上がり、「高志の紅がに」と名づけ、ブリ、ホタルイカ、白えびに続く富山湾のブランドとしてPRに力を入れています。
実は本ズワイガニと比べるとベニズワイガニは価格もお手頃で庶民の味方なんですよ。
(写真提供/とやま観光推進機構)