北陸物語facebook ~コロナ禍も洗い流してくれそうな手取峡谷の滝~

北陸物語案内人の若井です。

石川県の新型コロナの感染状況は、「ステージⅣ(感染拡大緊急事態)」となり、5月31日まで「石川緊急事態宣言」が発出されています。
石川県に限らず、県境を越えて「北陸にいらしてください!」と言えない状況下ですが、「落ち着いたら、また今度北陸へ!」という想いを忘れないでいただけるような、魅力ある情報をお伝えしていこうと思います。引き続きお付き合いください。

水量豊富で迫力満点な綿ヶ滝

写真は新緑に彩られた手取峡谷の綿ヶ滝です。
落差約32メートルで、一気に川まで豪快に落ちる直瀑というタイプ。滝の側まで降りれる遊歩道があり、普段は適度に滝の飛沫を浴びつつ、気分もリフレッシュできるんですが、この写真を撮った日は水量が半端なく、滝の近くにいくと全身びしょ濡れに。
写真を撮ったら水滴がレンズにたくさんついて、新緑は水煙でかすみ、神秘的な写真になってしまいました(笑)。

滝の水は直接手取川に落下します

でも、ゴゴッーと力強い轟音が迫力満点で、日常の煩わしいことやコロナ禍も洗い流してくれそうな勢い。びしょびしょになりながらもしばらく見入って、元気がもらえた気がします。

飛沫を浴びて光り輝く葉っぱ。湿気を好む植物にとってここはとてもいい環境

手取峡谷は、高さ20〜30メートルの絶壁が約8kmも続き、白山手取川ジオパーク屈指の見どころです。
夏は水面を渡る風が涼しく、秋の紅葉も、冬の水墨画のようなモノトーンの景色も見事です。

こちらは以前撮った普段の綿ヶ滝。水量の違いが一目瞭然
新緑に包まれた手取峡谷(不老橋より)

白山手取川ジオパーク
https://hakusan-geo.jp

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