北陸物語facebook ~千里浜なぎさドライブウェイを走ってきました~

北陸物語案内人の若井です。

国内で唯一と言われる車で砂浜を走れる千里浜なぎさドライブウェイ。北陸を代表する観光名所の一つですね。

しかし、この冬は高波により砂浜が大きく削られる被害を受け、一部区間で通行止めとなっていました(写真は復旧工事中の様子を志雄パーキングエリアから撮影。3月27日、筆者撮影)。

先日、復旧作業が終了して4カ月ぶりに全線開通したと聞いたので、行ってみました。

この日(4月20日)は波浪が高かったためか、今浜口〜千里浜IC口の5.3kmが通行止めになっていました。それでも、千里浜IC口〜千里浜北口の0.7kmは走ることができ、わずかではありますが、千里浜なぎさドライブウェイを走る爽快感を楽しむことができました。

千里浜なぎさドライブウェイは波が高い日など、走れなくなることもよくあります。ここを目当てにお出かけの際は、「石川みち情報ネット」https://douro.pref.ishikawa.lg.jpで確認することをおすすめします。

さて、千里浜の砂浜が年々狭くなっていることが問題となっているのをご存知でしょうか。原因としては地球温暖化によって海面が上昇しているからと言われることもありますが、それよりも、河川の護岸工事などが進み、川から海に土砂が供給されなくなったこと(千里浜には白山から流れ出る手取川の砂が流れついている)や、砂浜の背後にあった砂丘が宅地化などで消滅し、風などでそこから運ばれる砂が減ったことなどが大きな原因とされています。千里浜からは人の営みが及ぼす自然環境への影響がとても複雑だということがわかります。
ちなみに余談ですが、温暖化による海面の上昇について、よく南極の氷が溶けてという話が出てきますが、実際は海水温が上昇することで海水自体の体積が膨張して海面が上昇するほうが大きいそうです。

なお、千里浜なぎさドライブウェイを走行する際は、路面に凹凸がありますので、「十分速度を落とすこと」。
車がハマることがあるため「丘側の乾いた(白っぽくなった)砂の部分は走ったり、車を止めたりしない」。車がハマったり、オイルなどが流れて海を汚したり、そこ生息する生き物にダメージを加えるため「波打ち際は走らない」。以上の3点はくれぐれもご注意を!