北陸物語facebook ~北陸旅行で買って帰りたい銘菓 続編「鹿の子餅」~

北陸物語案内人の若井です。

北陸旅行でのおみやげにおすすめの銘菓を紹介!
なんだかんだ言って、もう10回目となりました(笑)。

加賀藩2代藩主の前田利長が隠居のために城を築いて開かれた町が高岡。米をはじめ、さまざまな物資の流通拠点として大いに栄え、「加賀藩の台所」とも呼ばれました。
そんな高岡には古くから和菓子文化が栄え、今も多くの和菓子店があり、それぞれが独自の銘菓を作り、競い合っています。

以前、どら焼き、そして高岡ラムネを紹介しましたが、今回紹介するのは、不破福寿堂の鹿の子餅です。
実は高岡在住の和菓子通の知人から、「これは絶対おいしいからぜひ食べてみて!」と勧められていて、ようやく食べることができました。

透明感のある白は、立山連峰の雪と加賀羽二重をイメージして考案されたもの。富山県産のブランド餅米・新大正もち米を臼ですりおろしてじっくり煉りあげたふわふわの餅に蜜漬けした金時豆がアクセントとなって、今までに出合ったことのない個性を感じます。この冬は大雪に辟易していますが、それでもこの菓子を食べると、新雪の柔らかさが恋しく感じられると思います。雪国らしい菓子ですね。

不破福寿堂
https://www.kanokomochi.co.jp

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