レトロタウン満喫旅
レトロタウン満喫旅Travel to Retro Town

富山 石川 福井
2022.03.31

歴史ある町並みに、思いを馳せて。

エリアごとに歴史ある町がたくさんあるのも北陸地域の魅力のひとつ。
そして、レトロな町並みや往時の雰囲気が今に残されているところが多いのも特徴です。
昭和・大正・明治、はたまた江戸時代へのタイムトラベルをどうぞ楽しんでください。

Toyama富山県

高岡市金屋町

千本格子の家々が並ぶ町並み

慶長14(1609)年に高岡城へ入城した加賀藩2代藩主前田利長は、繁栄策として領内の砺波郡西部金屋から7人の鋳物師を呼び寄せ、幅50間・長さ100間の土地を与えて鋳物場を開設させました。諸税や労役を免除するなど手厚く保護したことによってこの地に鋳物産業が根づき、今日に続く高岡鋳物の発祥地となっています。

フォトジェニックな
町並みを歩こう!

金屋町では今も細やかな千本格子(さまのこ)造りの家々が軒を連ね、石畳の道と調和した美しいたたずまいが魅力です。平成24 (2012) 年には鋳物師町として全国で初めて伝統的建造物群保存地区の選定を受け、江戸時代の風情を残す町並みは多くの人に愛されてきました。石畳にはハートや星型の銅片がところどころ散りばめられていて、探しながら歩くのも楽しみ方のひとつです。

金屋町(格子造りの家並み)

高岡400年の伝統を紡ぐショップ。

伝統文化を
現代のスタイルで!

万延元(1860)年創業、初代大寺幸八郎氏がこの町で鋳物工場を立ち上げたのが始まり。現在は6代目大寺康太さんが伝統の紡ぎ手としての役割を担い、伝統工芸とデザインを掛け合わせたオリジナル性の高いプロダクトを生み出しています。町家の奥に入ると日本庭園があり、家の中から四季の移ろいを楽しめる空間が広がっていて、ゆったりと作品やお茶を楽しむことができます。

南砺市城端

ノスタルジックな小路や坂が残る町

室町時代に建立された古刹・善徳寺の門前町として栄えた城端。東西約 8キロメートル、南北約13キロメートルのエリアに古い蔵や格子戸の町家、石畳の通りが残るノスタルジックな町並みは「越中の小京都」とも呼ばれています。各所が小路で結ばれ、裏通りには往時の面影が色濃く残されています。

情緒ある小路を
散歩しよう!

「坂の町」としても知られる城端は、車が通らない坂や小路が多いのも魅力です。情緒ある町並みを徒歩で巡るのがおすすめ。慌ただしい日常から離れ、レトロな風景の中をゆっくりと歩いてみてはいかがですか。

城端の古い町並み

レトロな洋館で機織り体験を。

ショップの
グッズにも注目!

江戸時代、『加賀絹』として珍重された城端の絹織物。昭和初期に建てられた旧城端絹織物組合の事務棟を利用した体験施設は、レンガの外壁や吹き抜けの階段、高い天井から下げられた照明など、建築当時の雰囲気をそのまま残し、国有形文化財に登録されています。本格的な機織りが初心者でも気軽に体験でき、ショップ、ギャラリー、カフェスペースも併設しています。

Ishikawa石川県

金沢 中央味食街、新天地

昭和レトロな飲み屋街

金沢の繁華街片町の裏手にひっそりと小さなお店が連なる通りが、昭和25年に誕生した「新天地」です。バーや飲食店など約60のお店が軒を連ね、多くが定員10名に満たないこじんまりしたお店。昭和にタイムスリップしたような町並みとともに、お店の個性を楽しめるエリアです。

人とのふれあいも
旅の楽しさ!

その新天地を奥に進むと、さらにディープな「中央味食街」が。屋台風の飲み屋横丁を作るという発想から昭和41年に誕生し、現在も20店が営業中。カウンターのみ6~7席で、同席すれば誰もが仲良くできる空間。新天地も味食街もぱっと見は入りづらい印象ですが、人のいいマスター・おかみさんばかりなので、ぜひチャレンジしてみましょう。

金沢 中央美食街
金沢新天地

懐かしさを感じる空間でアートな夜を。

金沢のまちなかで
アートを感じよう!

2003年に開業。12年に現在の場所に移転し、ギャラリーを併設。「shirasagi/白鷺美術」と名称を変え、音楽や映像を楽しむバーとして、アート好き・音楽好きな金沢人のたまり場となっています。昭和の和風建築を改装した空間は、どこか懐かしく落ち着いた雰囲気。古道具を活用したオーナー作の照明に包まれ、居心地のよい時間を過ごすことができます。音楽ライブやパフォーマンス、ギャラリー展示も不定期開催されています。

七尾 一本杉通り

「語り部」とふれあう町

600年以上の歴史を持つ、七尾の「一本杉通り」。450メートルほどのまっすぐな通りには明治から昭和初期の商家の建物が立ち並び、醤油や昆布、造り酒屋、和ろうそくなど昔ながらの名店が軒を連ねる町並みに北前船の寄港地として栄えた往時の雰囲気を今も感じることができます。

地元の人と
ふれあえる!

一本杉通りのもうひとつの魅力は「人」です。ふれあい観光をテーマに、一本杉通りの随所に「語り部処」が置かれ、それぞれのお店の語り部が興味深い話を七尾弁で聞かせてくれます。赤いのれんを目印に語り部処を訪ねれば、地元の人とふれあう旅の楽しさを堪能できます。

一本杉通り振興会

心やすらぐ「和ろうそく」を作り続ける。

植物由来の
やさしいろうそく!

明治25(1892)年創業の「高澤ろうそく」は、受け継いだ伝統技法で和ろうそくを作り続けるお店。店舗は国登録有形文化財に指定されています。石油系を主原料とする洋ろうそくと違い植物の油でできた和ろうそくは、ススが出にくくてあかりが強く、長持ちするのが特長。現代でも使いやすいおしゃれな和ろうそくもあり、やさしい和ろうそくに癒されてみてはいかがでしょうか。

Fukui 福井県

ガレリア元町

レトロだけど新しい商店街

昭和20年代に誕生した歴史ある商店街。商店街全体を覆うアーケードが大きな特徴で、屋根のある商店街をイタリア語でガレリアと表すことから、この名称となりました。雨や雪の日でも買い物を楽しめて交通アクセスもよく、地元の人にも愛されてきた商店街です。

福井を楽しめる
お店がいっぱい!

昔ながらの商店街ですが、再開発によってインスタ映えスポットやオシャレなカフェも作られ、SNSでも話題の若者の街へ。飲食店の多くが地元食材を活かした料理を出しているので、福井のグルメを堪能できるのも魅力のひとつです。過去と現代が同居する商店街を、ブラブラとお散歩してみませんか。

長年親しまれてきた手作りカレーのお店。

どこか懐かしい
お店の雰囲気!

昭和62年創業の老舗カレー店。スパイスを使い分け3日間かけて煮込むカレーが名物で、昔ながらの喫茶店風の店内に心が和みます。店名の由来は、すべてのカレーの隠し味にトマトを使っていることから。人気No.1はスペシャルベンガルカレーとのことですが、種類が豊富なカレーに加え、パスタメニューも充実しているので、迷ってしまうこと間違いなしです。

  • モーニングトマト
  • 福井県福井市中央1-9-30大岡越前ビル2FMAP
  • 0776-23-5571
  • 月~土:11:00~21:00
    日・祝日:11:00~20:00
    定休日 水曜日・毎月第4火曜日
  • http://www.morningtomato.jp/

三丁町

若狭随一の「花街」の町並み

小浜は昔から京都と深いつながりがあり、今も生活のいたるところに京文化が根づいています。江戸時代に栄えたかつての花街が三丁町。北前船の寄港地としての繁栄を背景に、花街として賑わったエリアで、現在も紅殻格子や出格子のお茶屋や料亭が軒を連ね、三丁(250メートル)にわたり風情ある町並みが続いています。

ドラマの舞台にも
なった町並み!

夕暮れ時になるとお座敷に向かう芸妓の姿も見ることができ、茶屋町として賑わった往時の面影を感じさせてくれます。三味線の音やすれ違う着物姿の女性の何気ない会話の中に響く京言葉に、昔ながらの風情を感じてみませんか。

三丁町

湊町で、暮らすように泊まろう。

歴史ある町に
宿泊しよう!

「小浜町家ステイ」は一棟貸しの古民家宿。小浜の重要伝統的建造物群保存地区を中心に、歴史ある町並みに点在する旧商家や料亭などの古民家をリノベーションし、洗練された宿泊施設へ。町家一棟を贅沢に貸し切って、まちの歴史を感じながら小浜の食文化を堪能することができます。