自分にごほうび旅
自分にごほうび旅A reward trip to yourself

富山 石川 福井
2020.10.02

自分へのごほうびになる、本当にいいもの。
北陸なら、いくつも見つけられるはず。

過ごせてよかったと思える時間、見られてよかったと思える風景、手にできてよかったと思えるものたち。
北陸は、そんな有形無形の「いいもの」に満ちています。
誰よりも自分を喜ばせるための旅をしたい。そんなあなたにも、北陸がおすすめです。

Toyama富山県

岩瀬まちめぐり

水上クルーズで歴史的まち並みへ

富山市の北部、富山湾と神通川・富岩運河(ふがんうんが)が交わるのが「岩瀬地区」です。
岩瀬は、江戸初期から日本海を行き来する北前船の港町として栄えてきました。
川岸を背に北前船廻船問屋が立ち並んでいた旧北国街道のまち並みは、明治期に建てられた家屋が多く残っており、当時の様子がうかがえます。
見どころは、岩瀬の五大家と呼ばれた廻船問屋「森家」とその土蔵群。
土蔵は再生プロジェクトにより、建物はそのままに、レストランや酒屋、ガラス・陶芸工房として活用されています。

「水のエレベーター」
を体験!

岩瀬に行くには、運河クルーズ「富岩水上ライン」がおすすめ。
パナマ運河方式(前後のゲートを交互に開閉することで水位差を調整)の中島閘門は、「昭和初期の土木技術の完成度の高さを示すもの」として高く評価され、平成10年(1998年)には昭和の土木構造物として全国で初めて国指定重要文化財に指定されています。
高低差2.5メートルもの「水のエレベーター」を日本で唯一体験できる水路としても人気です。

岩瀬まちめぐり

廻船問屋の屋敷をリノベーションした「お酒の聖地 」。

おしゃれな
店内も必見!

富山市岩瀬地区で100年以上続く桝田酒造店の代表銘柄「満寿泉」が、有料試飲できる場所。
蔵自慢の「搾りたて生酒」や「熟成古酒」など約100種類の満寿泉を味わうことができます。
廻船問屋として栄えた宮城家をリノベーションした店内には、大きな一枚ヒノキのカウンターや、 南砺市の井波別院瑞龍寺境内で落雷を受け寺を守ったと言う「落雷スギ」が店内を貫き、 とてもおしゃれな空間で、気軽にたくさんの満寿泉を楽しむことができます。

国宝 高岡山瑞龍寺

豪壮にして典雅な国宝

伽藍(がらん)配置様式の美しさに圧倒される、加賀藩百二十万石の財力を如実に示す建造物。
高岡の開祖、加賀前田家2代当主前田利長の菩提寺であり、曹洞宗の名刹。
3代当主前田利常が建立し、完成には約20年もの歳月が費やされました。
「伽藍」とは寺院の建築物の総称で総門、山門、仏殿、法堂の主要伽藍を一直線上に並べ、禅堂と大庫裏を左右対称に配置し、この周囲に回廊をめぐらして諸堂を結ぶ禅宗様式の典型的な伽藍配置は壮大です。

シンメトリックな
配置に注目!

瑞龍寺の伽藍は、中国渡来の禅宗の様式を如実に伝える江戸時代初期の建築として、1997年に山門、仏殿、法堂が国宝に指定されました。
さらに、総門、禅堂、高廊下、回廊、大茶堂は国の重要文化財に指定されています。

国宝 高岡山瑞龍寺

鋳物工場の見学や体験もできる人気のスポット。

錫の食器を
使ったカフェも!

江戸時代から鋳物(いもの)産業が盛んな「鋳物のまち」高岡市。
能作は仏具を製造する鋳物メーカーとして創業し、茶道具や花器などさまざまな商品を展開、近年は錫(すず)を使った曲がる器が大きな反響を呼び、全国から注目を集めています。
約4000坪の敷地には、オフィスや工場から体験工房、ショップやカフェまで備え、1000度以上の炉で溶かした金属を型に流し込む「鋳込み」の見学や錫製品の製作も体験できます。

Ishikawa石川県

開湯1300年の温泉郷

山代温泉 べにや無何有

個性豊かな
旅館も魅力!

“無何有(むかゆう)”とは「部屋はからっぽなほど光が充ちる、何もないところにこそ自由なとらわれない心がある」という、荘子が好んだ言葉“虚室生白”に由来します。
3000坪の敷地に客室はわずか16室、シンプルに贅を尽くした極上の宿として知られています。
オーダーメイドで調合するトリートメントを用いた心身のケア「薬師山トリートメント」も人気です。

山代温泉 森の栖

森の中の隠れ家的な温泉旅館。
小高い丘の上、5000坪の日本庭園から豊かな緑の香りと小鳥のさえずりが聞こえ、静かな時間に身をゆだねることができます。

山代温泉 瑠璃光

和風モダンが調和した、温泉リラクゼーションを満喫できる宿。
5つの貸切露天や自然美溢れる露天風呂、さらに足湯やエステなど温泉の楽しみが充実しており、女性からの人気も高い施設です。

九谷焼の名窯で一生モノの器を手にしよう。

画像提供元:『KAGA旅・まちネット』

九谷焼の
美しさを体感!

初代・須田菁華が、石川県・山代の地を訪れた北大路魯山人に初めて作陶を手ほどきしたことでも知られる名窯。
開窯から120年間、日本人の食に寄り添い、「用」に徹した器づくりで使うほどに愛着の湧く器が魅力です。

金沢の情緒と食を満喫する

金沢 浅田屋

金沢らしい時間は
最高の贅沢!

国内外から多くの著名人も訪れる、金沢を代表する料理旅館。
風趣な坪庭を眺め、静謐な部屋でとびきりの加賀料理を味わうことができます。

金沢 緑草音

金沢の市街地を一望する閑静な高台に佇む「和のオーベルジュ」。
日本料理の伝統と金沢の山海の恵み、郷土に伝わる料理を新しい形で表現する旅館です。

金沢 滝亭

犀川の上流に佇む閑静な一軒宿。
金沢中心部からほど近いところにありながら自然を満喫でき、10室ある離れはすべての部屋に犀川を臨む露天風呂が備え付けられ、非日常を楽しむことができます。

現代に続く大樋焼を知り、体感できる美術館。

好みの茶碗で
お茶も楽しめる!

加賀藩5代前田綱紀は、茶道による文化育成のため裏千家の祖となる仙叟宗室(せんそうそうしつ)を京都より招きました。
仙叟に同道した茶碗造り師の土師長左衛門(はじちょうざえもん)が大樋村に良質の土を見出し、楽焼の技法で仙叟好みの茶道具を次々に創作したのが大樋焼の始まり。
江戸時代に建てられた武家屋敷が1990年に大樋美術館として開館しました。

Fukui福井県

あわら温泉街(芦湯)

福井を代表する温泉地

福井県を代表する温泉街。
1883年に開湯して以来、永平寺の精進落としの湯や「関西の奥座敷」として発展し、観光に訪れる方はもちろん、多くの文人墨客、著名人にも愛される温泉地。
あわら温泉(芦原温泉)には74本の源泉があり、各旅館がそれぞれに源泉を管理しています。
そのため、宿ごとにも泉質や効能が微妙に異なるという特徴があります。
また温泉療法医がすすめる名湯百選にも選ばれているので温泉好きにも最適の温泉地です。

多彩な泉質の
お湯を楽しめる!

宿泊する旅館以外のお湯を楽しみたい方は、あわら温泉(芦原温泉)の玄関口「あわら湯のまち駅」のすぐ前にある無料の足湯「芦湯(あしゆ)」がおすすめ。

福井出身の料理人が土地柄を生かしたフレンチを提供。

福井らしい
フレンチを堪能!

フレンチレストランLULLを経営するのは、フランスで数々の星付きレストランで修行をし、都内のフレンチレストランで料理長を務めたのち東京・麻布十番のエルブランシュをオープンした福井出身の料理人、小川智寛氏。
海と山が近くにある福井の土地柄を活かした新しいスタイルのフレンチ「Surf&Turf(海の幸と山の幸をひとつのお皿に表現する)」を楽しむことができます。

  • LULL
  • 福井県坂井市三国町崎31-25 MAP
  • 0776-97-8903
  • ランチ:11:30~13:30、カフェ:13:00~16:00、ディナー:17:30~20:30
    定休日 木曜および第2水曜定休
  • http://mrivers.jp/lull/

越前陶芸村

日本六古窯・越前焼のふるさとを訪ねる

優れた技術と行動力のある若い陶芸家の受け皿として1971年に誕生した越前陶芸村は、日本の都市公園百選に選ばれている広大な越前陶芸公園を中心に、「福井県陶芸館」には越前焼を見て学ぶ資料館、作って楽しむ陶芸教室、使って味わえる茶苑が揃い、越前焼のすべてを知りたい人に最適な施設です。

体験・実演も
充実の施設!

さらに歴史をさかのぼりたい方は「越前古窯博物館」へ。
越前焼を購入できる「越前焼の館」やお食事処、宿泊施設があり、越前焼をいろんな角度から味わうことができます。
さらに、越前陶芸公園には岡本太郎のモニュメント「月の顔」やイサム・ノグチの作品「レインマウンテン」などの陶彫作品が点在しており、土から作られた作品を肌で感じることができます。
また春には「越前陶芸まつり」や「越前陶芸村しだれ桜まつり」が開催され、非常ににぎわいます。

越前陶芸村

伝統技術から生まれる、ぬくもりある木製品が人気のブランド。

福井発の
人気ブランド!

Hacoa(ハコア)が工房を構える鯖江市河和田地区は、1500年の歴史がある越前漆器の産地。
漆器の木地作りの技術をベースに木製品を製造するハコアでは、今も現役で働く先代の職人をはじめ、技術を受け継ぐ若い職人たちが、デザインから最後の磨き作業までひとつひとつ丁寧に仕上げています。
「目や手に触れるものに木のぬくもりをお届けするのがハコアの仕事」を基本に、インテリアからキッチン用品、ステーショナリーやPC用品まで、暮らしの中のあらゆるものを木を使って製作しています。

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