北陸物語facebook ~白山手取川ジオパークってどんなところ?~
北陸物語案内人の若井です。
今年5月にユネスコ世界ジオパークに認定された白山手取川ジオパーク。
改めて、「ジオパークとは何か?」をおさらいしましょう。
ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球を学び、丸ごと楽しむことができる場所を指します。
日本ジオパーク委員会が認定した「日本ジオパーク」が46カ所あり、北陸には、「白山手取川」以外に「恐竜渓谷ふくい勝山」、「立山黒部」があります。
ユネスコ世界ジオパークとは、日本ジオパーク委員会の推薦を得てユネスコに申請を行い、ユネスコ執行委員会が世界的に貴重であると承認して、ようやく認定されるもの。日本ジオパーク46カ所のうち、10カ所がユネスコ世界ジオパークにも認定されています。
さて、白山手取川ジオパークは、白山から手取川の河口まで、白山市全域がエリアとなっています。どんなものがあるのか? ざっくりですが紹介しましょう。
・白山や桑島化石壁など、2億数千万年前から現在までの変化を刻んだ地層や岩体
・手取峡谷や手取川扇状地など、水の流れによって作られた多彩な地形
・白山ろく温泉群や美川湧水群など、はくさんがもたらす温泉や湧水などの恵み
・白山比咩神社や鳥越城跡など、自然に育まれた多彩な文化・歴史
このように、見どころや魅力は多岐にわたり、それら全てが水と密接な関係があるのも特徴です。
この機会に、水が育んだ大地の公園・白山市を旅してみませんか。
ちなみに、白山手取川ジオパークの見どころは、車がないと行きにくいところが多いのですが、11月までは土日祝日に定期観光バスも運行されています。金沢駅西口発着で、昼食付き6500円。旅行中の買い物などに使える2000円分のクーポン券もついています。
白山手取川ジオパークの詳細は、下記の公式サイトをご覧ください。
https://hakusan-geo.jp