兼六園ホタル鑑賞会に行ってきました!
北陸物語案内人の若井です。
兼六園ホタル鑑賞会の最終日に滑り込みで行ってきました。
これは兼六園でこの時期に毎年開催されるイベントで、2週続けての金・土曜日の4日間限定で、夜間開園されます。
光が苦手なホタルのために、園内の明かりは抑えられ、薄暗い中、足元に注意しながら、曲水沿いでホタルを探しながら散策。この日は眺望台近く、旭桜付近、兼六園熊谷桜付近(写真)、花見橋付近、山崎山の麓、沈砂池など、曲水の随所で、暗闇のなか幻想的な光を放つホタルを見ることができました。
ホタルが乱舞するような様子は見られませんでしたし、ホタルの数よりも来園者の数の方が圧倒的に多かったものの、特別名勝の名園で見るホタルに、来園したみなさんは少なからず感動している様子でした。

園内にはゲンジボタルもヘイケボタルも生息しているそうですが、この日に見られたホタルはどっちか? あるいは両方か? すいません、そこまでは見定めることはできませんでした。
辰巳用水の水を引き込んでいる兼六園に限らず、金沢市内にはたくさんの用水が流れ、そのきれいな水がホタルの生息には適しているそうで、金沢城の白鳥路や長町武家屋敷跡などでも、ホタルを見ることができます。
まちの中心部にこのような豊かな自然があることが金沢の自慢でもあり、「ホタルを見るなら金沢へ!」と言われるようになったらいいですね。
(写真の右奥と左中程から奥にたくさんのホタルがいます。写真は比較明合成しています)
2025.07.07