江戸時代から続く石川県小松市のお旅まつり

歴史 体験 石川県 加賀・白山

北陸物語案内人の若井です。

石川県小松市で江戸時代から続く「お旅まつり」を見物してきました。

曳山曳揃えに8基全部が揃うのは7年ぶりだそうで、小松駅近くの会場に勢ぞろいした豪華絢爛な曳山は圧巻でした。

そしてこのお祭りの見どころといえば、小松の伝統芸能「曳山子供歌舞伎」です。

子供歌舞伎は、全国各地で行われていますが、その中でも小松の「曳山子供歌舞伎」は日本を代表する一つと言えます。今年は「龍助町」と、曳山を持つ8つの町の垣根を越えて集まった「八町こども歌舞伎」の2組が披露しました。

250年の歴史があるそうで、主に女の子が演じています。狭い曳山の中でのスムーズな動き、長いセリフをよどみなく発するところなど、大人顔負けの演技と迫力に、会場からは惜しみない拍手が送られていました。

少子高齢化で子供が減ってしまったり、祭りを担う人手の確保が難しくなってしまったりと、ご苦労も多いようですが、子供たちの力強い演技から、歌舞伎のまち・小松がしっかりと次の世代に引き継がれていることを実感できます。

北陸では、今が春祭りのシーズン。各地で個性豊かな祭りが開催されていますので、お出かけの際はぜひチェックを。

2025.05.11
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