約400年の歴史がある鋳物の町で特別な体験を【その1】
北陸物語案内人の若井です。
銅の鋳物の国内生産量が約9割を占める高岡市。
高岡銅器の着色の技を応用して、新たな分野を開拓している「モメンタムファクトリー Orii」。この会社は薄い銅板や真鍮の板に着色できる技術を開発し、壁などの建材や表札、時計の文字盤などに使われ、唯一無二の個性的な色彩が目を引く、新しい世界を築いています。
毎週土曜日には、伝統着色の体験もやっています。
体験は「銅板コースター」と「銅板トレー」の2つがあり、4人で参加した私たちはコースターを作りました。
まずは銅板を紙やすりで磨き、表面に糠を置いたら、バーナーで焼き、薬品を何度か塗布して色を変化させていきます。作業は難しくなく、職人さんが付きっきりで世話をしてくれますので、全く知識がなくても大丈夫です!
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ただ、糠の置き方や薬品の塗布の仕方で模様は全く変わりますので、そこが難しくもあり、また面白いところだなと思いました。
出来上がったコースターの模様は写真の通り四種四様。それぞれの良さがありますよね。
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でも1回やると、「こうすればよかったかも、ああすればよかったかも」って思うことがいろいろ出てきて、またやりたくなってしまいます、笑
3枚目の写真はせっかくなので大野屋さんの高岡ラムネを置いてみました。
なかなかおしゃれでいいかも。まあ、コースターなんですけどね。
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こんな体験ができるのは高岡ならでは。かなり珍しい体験だと思いますので、気になる方はぜひ!
体験の詳細、申し込みはモメンタムファクトリー Oriiの公式サイトから
https://www.mf-orii.co.jp
2025.02.18