若狭の旅<その1>明鏡洞【福井県高浜町】
北陸の西端に位置する福井県高浜町へ行ってきました。
変化に富んだリアス式海岸の若狭湾に面し、風光明媚な多島美が楽しめます。

そんな高浜町を代表する景観の一つが明鏡洞です。日本海の荒波が長い歳月をかけて岩に明けた洞穴が印象的。穴の先に見える水平線が美しく、それがまるで鏡に映った別の景色のように見えることから、この名が付いたそうです。

一帯は戦国時代に築城された高浜城の跡地で、城山公園と名付けられ、広い芝生広場や眺めのいい遊歩道も整備されています。城山公園には明鏡洞を含めて8つもの洞穴があり、「八穴の奇勝」と呼ばれているそうです。
すぐ隣は京都府舞鶴市で、関西からのアクセスは良好。夏は多くの海水浴客で賑わっています。
ちなみに、以前は明鏡洞近くでも泳げたようですが、現在は落石の恐れがあるために立ち入り禁止に。
穏やかで青く澄んだ海と、ぽっかり開いた大きな洞穴を眺めていると、日々の疲れもふっと忘れられます。

(写真・文/フォトライター 若井憲)
2026.07.14


