久しぶりの友禅流し/石川県金沢市
北陸物語案内人の若井です。

金沢の伝統工芸「加賀友禅」の工程の一つに、生地についているのりや余分な染料を川で洗い流す「友禅流し」という作業があります。かつてはひがし茶屋街のそばを流れる浅野川でも日常的に見られましたが、現在では人工の川で行われるようになり、自然の川での友禅流しは幻の光景となってしまっていました。
しかし、6月7日に「金沢百万石まつり」の一環として、1日限定で浅野川での友禅流しが復活しました。体験会として募集した一般の参加者が川に入り、のりをブラシで落とす作業を行いました。

加賀友禅を語る上で欠かすことのできない、懐かしい光景を一目見ようとたくさんの見物人も訪れ、盛り上がっていました。
毎年の恒例行事として続いていったらいいなと思いました。

(写真・文/フォトライター 若井憲)
2026.06.11


