北陸三県で巡る涼感絶景スポット3選
北陸物語案内人の若井です。
今年の梅雨から夏にかけては、全国的に気温が平年より高めとの長期予報が出ており、蒸し暑さにうんざり…という方も多いのではないでしょうか。そんな今こそ、ひと足早く北陸が誇る“ひんやりスポット”へ出かけてみませんか。現地に立てば、思わず深呼吸したくなる涼しさに出会えますよ。今回は地元ライターの目線で、北陸三県からおすすめの3か所をご紹介します。
まずは富山県の立山・室堂です。標高約2,450mに位置し、夏でも平均気温は15℃前後とまさに別世界の涼しさ。雪渓が残る風景や高山植物が彩る大地は、歩くだけで心身ともにリフレッシュできます。運が良ければ、国の特別天然記念物ライチョウに出会えることも。さらに室堂ターミナルそばには「立山玉殿の湧水」が湧き出ていて、ひと口飲めば身体の内側からクールダウン。ここは夏の暑さを忘れさせてくれ、思わず長居したくなること必至です。

続いて石川県の鶴仙渓。山中温泉街に並行するこの渓谷は、水辺の景色がとにかく涼やか。こおろぎ橋やあやとりはしを渡って川沿いの遊歩道を歩けば、川のせせらぎが耳に心地よく、暑さを忘れさせてくれます。そして見逃せないのが川床。川べりに設けられた席でいただく甘味は格別で、まさに“涼を味わう”ひととき。さらに温泉街では「山中温泉アイスストリート」も展開中。57種類の趣向を凝らしたオリジナルアイスの食べ歩きを楽しめば、ひんやり体験がぐっと充実します。

最後は福井県の龍双ヶ滝。日本の滝百選にも選ばれる名瀑で、落差約60mの水が勢いよく流れ落ちる様子は迫力満点。滝に近づくにつれて気温がすっと下がり、天然のクーラーのような涼しさに包まれます。滝しぶきが運ぶマイナスイオンに癒やされながら、しばし日常を忘れる時間を過ごせます。また、向かう途中には足羽川ダムの建設現場も見え、ダイナミックな景観が印象的。ドライブの途中も含めて楽しめるスポットです。

どの場所も、実際に足を運ぶと想像以上の涼しさに驚かされるはずです。今年の蒸し暑い季節は、北陸の自然が生み出すひんやりスポットへ。涼を求めて出かけてみませんか。
(写真・文/フォトライター 若井憲)


